記憶のポリティックス―アメリカ文学における忘却と想起 [単行本]

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記憶のポリティックス―アメリカ文学における忘却と想起 [単行本]

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出版社:英潮社
販売開始日: 2001/10/24
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記憶のポリティックス―アメリカ文学における忘却と想起 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    19世紀の末、フランスの文献学者エルネスト・ルナンが『国民とは何か?』と題する名高い講演で、「記憶の共同体である前に、国民とは忘却の共同体なのだ」と指摘した。現在アメリカでは、さまざまなマイノリティのグループが自己文化を主張し、アングロ・サクソン中心の大きな国民国家の物語によって隠蔽されてきた記憶を取り戻そうとして、それぞれの小さな物語を語りはじめている。ただし、このような小さな物語も結局はアメリカという大きな物語にとり込まれるのであり、この大きな物語によって輪郭を与えられてきたアメリカという共同体の記憶のポリティックスから逃れることはできないのではないか?もし逃れられるとすれば、どのようにしてそれは可能か?本書ではこのような問いを導きとして、個々の作家がさまざまな姿で顕現する記憶のポリティックスに対して、どのように「同調」、あるいは「対抗」、あるいは「屈服」してきたかについて論考が企てられている。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    第1部 ナショナル・メモリーの創出(エマソンの「透明な眼球」とメモリー―過去との差異を認識する自己
    アフリカとアメリカン・ルネッサンスの時代の帝国幻想―ナサニエル・ホーソーン編『アフリカ巡航記』 ほか)
    第2部 ナショナル・メモリーに抗して(神なる父―『ピエール』における記憶の変容
    越境する記憶―キャザーの「同じ名のひと」 ほか)
    第3部 リメモリー、または帰属意識の再構築(救出される過去―『八月の光』、そして「出会いの前夜」にみる原‐記憶の力
    バーナード・マラマッド『フィクサー』と“記憶再生”の構造 ほか)
    第4部 トラウマの影(希望としての忘却―『オーギー・マーチの冒険』における忘却の意味について
    アメリカン・ホロコースト―ウィリアム・スタイロンの『ソフィーの選択』に見る奴隷捕囚体験記の物語学 ほか)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    松本 昇(マツモト ノボル)
    国士舘大学教授

    松本 一裕(マツモト カズヒト)
    明治学院大学教授

    行方 均(ナメカタ ヒトシ)
    東京都立短期大学教授

記憶のポリティックス―アメリカ文学における忘却と想起 の商品スペック

商品仕様
出版社名:南雲堂フェニックス
著者名:松本 昇(編)/松本 一裕(編)/行方 均(編)
発行年月日:2001/10/31
ISBN-10:4888962553
ISBN-13:9784888962551
判型:B6
対象:教養
発行形態:単行本
内容:外国文学その他
ページ数:334ページ
縦:20cm
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