民主化の韓国政治―朴正煕と野党政治家たち1961～1979 [単行本]

民主化の韓国政治―朴正煕と野党政治家たち1961～1979 の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  野党政治家の挑戦と挫折、そして金泳三・金大中ら新しい世代の登場―歴史的成功事例といわれる韓国の民主化過程の苦難を、朴正煕政権期の徹底的見直しにより描出、民主化の成否を分けた前提条件を指し示し、脱植民地化過程の政治的困難をも捉えた刮目の政治分析。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  序章　「民主化」と政治文化―韓国の事例から考える
  第１章　クーデタから民主化へ―理論的枠組みに対する小考察
  第２章　軍事クーデタと知識人―正統化なき不安定な勝利
  第３章　反政府イデオロギーとしてのナショナリズムの登場―日韓国交正常化と学生運動をめぐって
  第４章　野党は何故に分裂したか―「上からの民主化」にどう対処するか
  第５章　野党政治家の経歴的限界―時代状況という名の制約
  第６章　四〇代旗手論という突破口―金泳三と金大中の台頭
  終章　エピローグとしての維新体制

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  木村 幹(キムラ カン)
  １９６６年大阪府に生まれる。１９９２年京都大学大学院法学研究科修士課程修了。愛媛大学法文学部助手、講師などをへて、現在、神戸大学大学院国際協力研究科教授、博士（法学、京都大学）

民主化の韓国政治―朴正煕と野党政治家たち1961～1979 の商品スペック