ジェンダーの比較映画史―「国家の物語」から「ディアスポラの物語」へ [単行本]

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ジェンダーの比較映画史―「国家の物語」から「ディアスポラの物語」へ [単行本]

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出版社:彩流社
販売開始日: 2010/02/10
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ジェンダーの比較映画史―「国家の物語」から「ディアスポラの物語」へ の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    1930年代の植民地映画の特質をジェンダーの観点から探求。世界映画の歴史的・地政学的座標軸を設定し、植民地映画がナショナル・シネマとして形成される過程を浮上させる。ハリウッド映画との競合も視野に入れ、フランス植民地映画の系譜を辿る―“映画のアイデンティティ”をめぐる犀利な考察。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    序論
    第1部 フランス植民地映画
    第2部 ベトナム革命映画
    第3部 マルグリット・デュラス映画―植民地からの声
    第4部 トリン・T.ミンハ映画―境界を越える声
    結論部
  • 出版社からのコメント

    ハリウッドの映画理論からも、第三世界の論理からも離れた《空間》を作り出すこと。本書の映画読解行為は新たな闘いの場を創造する。
  • 内容紹介

    「国家の物語」から「ディアスポラの物語」へ

    資本主義の高度な発達によるグローバル化が加速した現代社会。猛烈に肥大化したハリウッド映画に代表された「映画理論」からも、グローバル化の陰で第三世界の国々に飛び火しつつある「ナショナリズムの論理」からも解放された、もうひとつの《空間》を作り出すことへの積極的な参画。本書の「映画読解行為」は新たな《闘いの場》を創造する。
    (1)ナショナル・シネマとジェンダー(2)インディペンデント・トランスナショナル・シネマの可能性(3)植民地映画の系譜(4)フランス映画のアイデンティティ危機(5)植民地映画『望郷』分析(6)ベトナム革命映画の成立過程(7)南北分断のジェンダー化(8)革命映画とジェンダー(9)『インディア・ソング』アンヌ・マリー=ストレッテルの死(10)アイデンティティと政治性(11)白人植民ブルジョワ社会の終焉(12)声の導く時空間(13)『姓はヴェト、名はナム』政治的映画の製作(14)「ベトナム女性の声」の構築過程(15)国家とジェンダーの関係(16)声の中の「ホームランド」(17)ナショナル・シネマにおける国家/国民とジェンダー(18)新しい女性表象の創造。図版資料多数収載。

    図書館選書
    ハリウッド映画に代表された「映画理論」からも、第三世界に偏在する「ナショナリズムの論理」からも解放された、もうひとつの《空間》を作り出すこと。本書の「映画読解行為」は新たな《闘いの場》を創造。図版資料多数収載。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    川口 恵子(カワグチ ケイコ)
    愛媛県生まれ。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒業(1980)。新ソルボンヌ大学修士課程修了(1986)。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(2008)。専門分野:比較文学比較文化、映画論。現在:東京大学大学院総合文化研究科学術研究員、慶應義塾大学、青山学院大学非常勤講師
  • 著者について

    川口 恵子 (カワグチ ケイコ)
    [著者紹介]愛媛県生まれ。1980年、東京外国語大学外国語学部英米語学科卒業。1986年、ソルボンヌ大学大学院修士課程修了。2008年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、慶應義塾大学、青山学院大学、和洋女子大学で非常勤講師を務める。著書には『映画に学ぶ英語』(東洋書店)、『ゼロから話せるフランス語』(共著、三修社)等がある。

ジェンダーの比較映画史―「国家の物語」から「ディアスポラの物語」へ の商品スペック

商品仕様
出版社名:彩流社
著者名:川口 恵子(著)
発行年月日:2010/02/20
ISBN-10:4779114624
ISBN-13:9784779114625
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:演劇・映画
言語:日本語
ページ数:539ページ
縦:22cm
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