現代日本語における複合動詞の組み合わせ―日本語教育の観点から [単行本]

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現代日本語における複合動詞の組み合わせ―日本語教育の観点から [単行本]

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出版社:笠間書院
販売開始日: 2010/02/15
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現代日本語における複合動詞の組み合わせ―日本語教育の観点から の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    今の日本語教育はそれに対して有効な手法を持ち得ていない。自身が習得に苦労した経験から、日本語母語話者が見過ごしがちな問題に着目し、構造を徹底分析。将来の指導法確立へ向けた基礎研究。
  • 目次

    はしがき
    0.1 複合動詞とは
    0.2 なぜ複合動詞を研究するか
     0.2.1 日本語と中国語の複合動詞の比較
     0.2.2 日本語学習者の学習経験

    第1章 序論
    1.1 本書の目的と研究対象
     1.1.1 語の形態的緊密性
     1.1.2 語彙的複合動詞と統語的複合動詞との違い
    1.2 先行研究の概観
     1.2.1 語彙的複合動詞の組み合わせ
     1.2.2 複合動詞におけるV1とV2を制限する基準
      1.2.2.1 他動性調和の原則(影山(1993, 1999))
      1.2.2.2 主語一致の原則(松本(1998))
     1.2.3 不適切な組み合わせとは
     1.2.4 他動性調和の原則及び主語一致の原則の問題点
      1.2.4.1 他動性調和の原則の場合
      1.2.4.2 主語一致の原則の場合
    1.3 本書の立場及び位置付け
    1.4 本書の構成及び内容

    第2章 先行研究と研究方法
    2.1 動詞が持つ意味的な特徴
     2.1.1 動詞の意味分解-語彙概念構造
     2.1.2 語彙概念構造の考え方
     2.1.3 状態動詞
     2.1.4 変化動詞
     2.1.5 移動動詞
      2.1.5.1 方向性を包入した動詞
      2.1.5.2 経路位置関係を包入した動詞
      2.1.5.3 移動の様態を表す動詞
     2.1.6 活動動詞/働きかけ動詞
     2.1.7 使役動詞
     2.1.8 まとめ

    2.2 一義的経路の制約(Unique Path (UP) Constraint)
    2.3 本書における複合動詞の考察方法

    第3章 「様態・付帯状況」の複合動詞の組み合わせ
    3.1 はじめに
    3.2 先行研究及びその問題点
    3.3 V1, V2になれる動詞が持つ特徴
     3.3.1 「様態・付帯状況」の複合動詞として適切な組み合わせ
     3.3.2 「様態・付帯状況」の複合動詞として不適切な組み合わせ
    3.4 まとめ

    第4章 「手段」の複合動詞の組み合わせ
    4.1 はじめに
    4.2 先行研究及びその問題点
    4.3 「手段」の複合動詞のV1, V2になれる動詞が持つ特徴
    4.4 「手段」の複合動詞のV1とV2における適切な組み合わせ
     4.4.1 V1の対象とV2の対象が一致している場合
     4.4.2 V1の対象とV2の対象が異なる場合
    4.5 まとめ


    第5章 「原因」の複合動詞の組み合わせ
    5.1 はじめに
    5.2 先行研究及びその問題点
    5.3 「原因」の複合動詞のV1, V2になれる動詞が持つ特徴
    5.4 V1とV2における適切な組み合わせ
     5.4.1 「原因」の複合動詞として適切な組み合わせ
     5.4.2 「原因」の複合動詞として不適切な組み合わせ
     5.4.3 「焼け落ちる」や「崩れ落ちる」のような「原因」の複合動詞の考察
    5.5 まとめ

    第6章 「並列関係」の複合動詞の組み合わせ
    6.1 はじめに
    6.2 先行研究及びその問題点
    6.3 V1, V2になれる動詞が持つ特徴
     6.3.1 「並列関係」の複合動詞として適切な組み合わせ
     6.3.2 「並列関係」の複合動詞として不適切な組み合わせ
    6.4 まとめ

    第7章 「補文関係」の複合動詞の組み合わせ
    7.1 はじめに
    7.2 先行研究及びその問題点
    7.3 V1, V2になれる動詞が持つ特徴(タイプ1)
    7.4 V1とV2における適切な組み合わせ(タイプ1)
    7.5 V1とV2における適切な組み合わせ(タイプ2)
     7.5.1 一義的経路の制約に反していない組み合わせの場合
     7.5.2 一義的経路の制約に反しているように見える組み合わせの場合
    7.6 まとめ

    第8章 結論
    8.1 はじめに
    8.2 本書の所見
    8.3 まとめ

    第9章 終わりに

    参考文献
    例文出典
    あとがき
    用語索引
  • 出版社からのコメント

    著者自身が習得に苦労した経験から、日本語母語話者が見過ごしがちな「複合動詞」の構造を徹底分析。指導法確立へ向けた基礎研究。
  • 図書館選書

    複合動詞は「言い渡す」「乗り出す」のように、2つの単独動詞からなる。著者自身が習得に苦労した経験から、日本語母語話者が見過ごしがちな問題に着目し、その構造を徹底分析。将来の日本語指導法確立へ向けた基礎研究。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    何 志明(カ シメイ)
    1971年香港生まれ。1995年香港中文大学日本研究学科卒業。2000年筑波大学言語学修士取得。2003年筑波大学言語学博士取得。香港中文大学日本研究学科専任講師を経て、現在同助教授

現代日本語における複合動詞の組み合わせ―日本語教育の観点から の商品スペック

商品仕様
出版社名:笠間書院
著者名:何 志明(著)
発行年月日:2010/02/15
ISBN-10:4305704889
ISBN-13:9784305704887
判型:A5
発売社名:笠間書院
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本語
言語:日本語
ページ数:237ページ
縦:21cm
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