平曲と平家物語(新潟大学人文学部研究叢書) [単行本]
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平曲と平家物語(新潟大学人文学部研究叢書) [単行本]

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出版社:知泉書館
販売開始日: 2007/04/05
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平曲と平家物語(新潟大学人文学部研究叢書) [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「平家物語」を口演する藝能である「平曲/平家琵琶」は700年以上の伝統をもち、日本の「語り」の代表的存在で、室町期に最盛期を迎え、近世には浄瑠璃など語りものの世界に影響を与えた。伴奏楽器としての琵琶は「語り」とともに弾かれることは稀で、数種類の曲節(ふし)の基本音を指示したり、語り手の音高を確認するために弾かれ、『平家物語』の「ことば」を大切に伝誦しようとする「語り」の本質に根ざしている。しかし琵琶が語りに従属するのではなく、高い音域から低い音域の2オクターブに及ぶ曲節を、琵琶を支えに語り手は進むことができるのである。著者は自身の実演活動を踏まえ、平家物語に特有な言葉遣いが「語り」を通して形成されることなど、平家物語の口誦性・音楽性に与えた影響を考察、音楽が文学にいかに創造的に関わったかその本質に迫る貴重な作品である。
  • 目次

    第一部 〈平家〉演誦史と平曲・平曲譜本
    第1章 〈つれ平家〉攷
    第2章 平曲の〈本節〉と〈替節〉
    第3章 譜本と語り

    第二部 〈平曲〉と『平家物語』
    第1章 〈三重〉とそのテキスト
    第2章 〈平家〉的表現の成立
    第3章 〈中音〉攷
    第4章 郢曲と平曲・平家物語
    第5章 平家物語と作詞法
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    鈴木 孝庸(スズキ タカツネ)
    1947年秋田県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。同大学院文学研究科修士課程修了。神奈川県立横浜翠嵐高等学校教諭、新潟大学教養部専任講師などを経て、新潟大学人文社会・教育科学系(人文学部担当)教授。日本文学、口誦文藝論専攻
  • 内容紹介

    「平家物語」を口演する藝能である〈平曲/平家琵琶〉は700年以上の伝統をもち,日本の〈語り〉の代表的存在で,室町期に最盛期を迎え,近世には浄瑠璃など語りものの世界に影響を与えた。
    伴奏楽器としての琵琶は〈語り〉とともに弾かれることは稀で,数種類の曲節(ふし)の基本音を指示したり,語り手の音高を確認するために弾かれ,『平家物語』の「ことば」を大切に伝誦しようとする〈語り〉の本質に根ざしている。しかし琵琶が語りに従属するのではなく,高い音域から低い音域の2オクターブに及ぶ曲節を,琵琶を支えに語り手は進むことができるのである。
    曲節は語り的・叙事的な部分と歌うような抒情的な調子の部分があるが,それらが語りと見事に調和して独自の世界を展開する。
    著者は自身の実演活動を踏まえ,平家物語に特有な言葉遣いが〈語り〉を通して形成されることなど,平家物語の口誦性・音楽性に与えた影響を考察,音楽が文学にいかに創造的に関わったかその本質に迫る貴重な作品である。

平曲と平家物語(新潟大学人文学部研究叢書) [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:知泉書館
著者名:鈴木 孝庸(著)
発行年月日:2007/03/31
ISBN-10:4862850065
ISBN-13:9784862850065
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本文学小説
言語:日本語
ページ数:280ページ ※272,8P
縦:22cm
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