物語消滅論―キャラクター化する「私」、イデオロギー化する「物語」(角川oneテーマ21) [新書]

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物語消滅論―キャラクター化する「私」、イデオロギー化する「物語」(角川oneテーマ21) [新書]

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出版社:角川書店
販売開始日: 2004/10/12
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物語消滅論―キャラクター化する「私」、イデオロギー化する「物語」(角川oneテーマ21) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    テロとの戦い、ファンタジーの世界的ブーム、ネットでの中傷による殺人事件…。いまや社会において人々を動かしているのは「物語」である。80年代後半にイデオロギーによる社会設計が有効性を失い、複雑化する世界を見通すことが出来なくなった時、人々は説明の原理を「物語」の因果律に求めた。それは善と悪、敵対者、援助者など単純化された要素により成り立つ因果律である。それは分かり易さ故に人々を動員し政治をも動かし始めた。イデオロギーが「物語」に取って代わられた時代、世界はどこへ向かうのか?そのリスクはいかなるものなのか?「物語」が「私」と「国家」を動員し始めている。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    第1章 創作する読者と物語るコンピュータ(「物語」がイデオロギーを代行する時代とは;記号的価値としての「物語」 ほか)
    第2章 キャラクターとしての「私」(都市伝説と集合的な作者;「現実」は明治三十年代に作られた ほか)
    第3章 イデオロギー化する「物語」(新化論的な因果律の消滅した世界;「キャラを立てたい」日本 ほか)
    あとがき なぜ、ぼくは「近代的言説」を「擁護」しようとするのか
  • 出版社からのコメント

    イデオロギーなき世界を動かしているのは「物語の論理」である。
  • 内容紹介

    国家は物語のなかのひとつのキャラクターとしてしか作用しなくなってきている。80年代に『物語消費論』を執筆した大塚が、イデオロギーなき世界を動かすのは「物語の論理」であることを看破する物語化する世界論。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大塚 英志(オオツカ エイジ)
    まんが原作者、小説家、評論家、編集者。1958年生まれ。筑波大学人文学類卒業。日本民俗学専攻。まんが誌フリー編集者を経て、その後は、まんが原作者やジュニアノベルズ作家、評論家として活躍。『“まんが”の構造』『少女民俗学』などサブカルチャーとおたく文化の視野からの評論・社会時評が注目され、『多重人格探偵サイコ』『木島日記』の原作でも脚光を浴びる
  • 著者について

    大塚 英志 (オオツカ エイジ)
    まんが原作者、批評家、編集者、作家

物語消滅論―キャラクター化する「私」、イデオロギー化する「物語」(角川oneテーマ21) の商品スペック

商品仕様
出版社名:角川書店
著者名:大塚 英志(著)
発行年月日:2004/10/10
ISBN-10:4047041793
ISBN-13:9784047041790
判型:新書
発売社名:KADOKAWA
対象:一般
発行形態:新書
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:228ページ
縦:18cm
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