非常時のことば―震災の後で [単行本]

非常時のことば―震災の後で [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  ジャン・ジュネや石牟礼道子のことばの美しさの秘密をさぐり、政治家から小説家まで「２０１１年の文章」を深く読み解く。文章教室特別編。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  １　非常時のことば（ことばを失う
  すべて自分の頭で考える
  掘っ建て小屋みたいな文章を書く
  世界でもっとも美しい「掘っ立て小屋のような文章」
  この世の地獄の美しさ
  耳を澄ませば）
  ２　ことばを探して（林道を進む
  「空気」に抵抗する
  降ってくる放射性物質が、くっついた文章
  二つの世界の間をさまよって
  「現実」の文章）
  ３　二〇一一年の文章（「文章」が生まれる場所
  「あの日」からの文章
  根を張ること
  真夜中に
  二〇一一年に、「自分の子どもではない赤ん坊」を育てる小説を読むこと
  「ぼくが　ここに　いるとき　ほかの　どんなものも　ぼくに　かさなって　ここに　いることは　できない」ということ
  「あの日」の後に、書かれた「文章」）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  高橋 源一郎(タカハシ ゲンイチロウ)
  １９５１年生まれ。作家、明治学院大学国際学部教授。横浜国立大学経済学部中退。８８年『優雅で感傷的な日本野球』で第１回三島由紀夫賞、２００２年『日本文学盛衰史』で第１３回伊藤整文学賞を受賞

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