アゴスチイノ小西摂津守行長回想帖―十六世紀の自由人 [単行本]

アゴスチイノ小西摂津守行長回想帖―十六世紀の自由人 の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  行長は、「異端者」「敗北者」「武士道を知らなかった人物」、あるじ秀吉を裏切った「面従腹背の人間」などのイメージで伝えられている。しかし、戦史の面だけでなく、彼の生活軌跡に思いをつないでいくと、実は、いかにおおらかで、大胆であり、死に際まで、根源的な意味での武士道を貫いた人物だったか、人間としての弱さを克服しながら生きたかが浮き彫りにされてくる。彼を支えたのは…ある時期に身につけた新しい信仰の力…そうした側面を知らずして彼を理解するのは難しい。覆われていた日本史の謎。１６世紀のヴェールを剥いでいま真実の行長像に迫る。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  第１章　幼い日の記憶
  第２章　少年・弥九郎の体験
  第３章　青年・行長の独り立ち
  第４章　新時代の幕開け
  第５章　自由開眼
  第６章　極東の自由人たち
  第７章　語られざる記録
  第８章　相寄る魂
  第９章　権力崩壊序曲
  第１０章　朝鮮の山河（文禄・慶長の役）
  第１１章　終章

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  園田 信行(ソノダ ノブユキ)
  １９２７年中国大連生まれ。千葉県船橋市在住。熊本県八代市が父祖の地。大連で少年期を送る。戦後中国大連医学院日本人学生として在学。帰国後、成蹊大学政経学部（社会思想史、現代中国史専攻）卒業。主婦の友社編集局、同文化センター、石川文化事業財団勤務。のち山本興業、小西光沢堂本店など企業役員・顧問。中国大連大学日本研究所客員研究員、大連医科大学顧問、大連市国際人材交流協会・大連市旅游協会名誉理事、現在大連会事務局長

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