全国監獄実態 四訂版 [単行本]

全国監獄実態 四訂版 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  日々、監獄内で繰り広げられる壮絶な獄中弾圧…厳しい監視下で獄中者の手による粘り強い獄中実態調査アンケートを元に獄中で書き下ろされ、監獄当局の文書抹消をはじめとする妨害をはねのけて獄外に持ち出された本書は、全国の監獄実態を初めて実証的に明らかにし、想像を超えるその非人間的・非人道的な姿をあます所なく伝えている。

• 目次

  Ⅰ　全国監獄実態
  １　居住環境
  ２　糧食
  ３　衣類、寝具
  ４　入浴、身体清拭
  ５　運動
  ６　文書・図画の閲読
  ７　ラジオ・テレビ
  ８　文具・雑品
  ９　差入・領置・宅下
  10　信書
  11　面会
  12　起居動作の制限・強制等
  13　検身・居房捜検
  14　医療
  15　作業
  16　累進処遇
  17　教化・指導
  18　裁判
  19　死刑確定囚処遇
  20　獄中弾圧
  21　不服申立
  
  Ⅱ　行刑の国際水準と日本型行刑の特質（海渡雄一）
  
  Ⅲ　資料
  
  ［補論］拘禁二法案の問題点（海渡雄一）
  
  増補新装版に寄せて（監獄法改悪とたたかう獄中者の会）
  
  新受刑者処遇法は刑務所を変えるか　弁護士　海渡雄一

• 内容紹介

  日々、監獄内で繰り広げられる壮絶な獄中弾圧…… 　厳しい監視下で獄中者の手による粘り強い獄中実態調査アンケートを元に獄中で書き下ろされ、監獄当局の文書抹消をはじめとする妨害をはねのけて獄外に持ち出された本書は、全国の監獄実態を初めて実証的に明らかにし、想像を超えるその非人間的・非人道的な姿をあます所なく伝えている。増補改訂版、増補新装版、増補普及版と版を重ね、今回、新受刑者処遇法への見解を新たに付け加えた4訂版。

• 著者について

  監獄法改悪とたたかう獄中者の会 (カンゴクホウカイアクトタタカウゴクチュウシャノカイ)
  1982年4月の刑事施設法案・留置施設法案（監獄法改悪）の国会上程を機に、同年7月、獄中者自身による監獄法改悪反対のための運動体として、東京拘置所内で発足。当初、「監獄法改悪阻止獄中共闘委員会」といったが、83年1月に「監獄法改悪阻止獄中共闘会議」と改称。84年3月から現在の名称となる。機関紙に「監獄法改悪とたたかう獄中者の会ニュース」（不定期刊）がある。

全国監獄実態 四訂版 [単行本] の商品スペック