食べるたびに、哀しくって…(角川文庫) [文庫]

食べるたびに、哀しくって…(角川文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  色あざやかな駄菓子への憧れ。初恋の巻き寿司。心を砕いた高校時代のお弁当。学生食堂のカツ丼。アルバイト先のアンミツ。そしてフグとラーメンについての一家言。まだ日本中が貧しかった懐しの昭和３０年代から、飽食気味の今日まで、移り変わる時代相を織りこんで、「食べ物」が点在する心象風景をリリカルなタッチで描いた青春グラフィティ。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  １　少女期の食べ物は懐かしい（アツアツ餡パン；リョーコちゃんのお誕生日；クリマンジュウ）
  ２　青春期の食べ物はどこか哀しい（バターのにおい；カツ丼；アンミツ；アンミツＰＡＲＴ２；納豆トースト；ケンタッキーフライドチキン）
  ３　そして今は…（ビュッフェ式；フグ；しゃぶしゃぶ）

• 出版社からのコメント

  食べることが大好きな真理子さんの、記憶に結びつく、食べ物エッセイ！

• 内容紹介

  飯釜で炊き上げた、売れ残りの餡パン。お誕生会のバクダンコロッケ。歌謡ショーのさなか手渡された、上等でないくりまんじゅう。働き者の叔母と飲んだ、甘いコーヒー牛乳。戦争を想起させる、父が好んだソースひたひたのトンカツ。食べるたびに、ページをめくるたびに思い出してしまう、あんなこと、こんなこと……。食べることが大好きな真理子さんの、記憶に結びつく、永遠の名作食べ物エッセイ！　イラスト：安西水丸
  

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