ヒトの狂犬病―忘れられた死の病 [単行本]

ヒトの狂犬病―忘れられた死の病 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  現在の日本ではみられないが、世界の大部分の地域で発生しているヒトの狂犬病の現状を、症例を中心に記述。狂犬病の疫学的特徴、症状、ワクチン接種での予防等を簡潔にまとめ、海外旅行者による輸入狂犬病や、ペット等の輸入動物による発生の可能性を示し、とるべき対策を提言。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  第１章　狂犬病の流行状況と疫学的特徴
  第２章　狂犬病の病原体はどのようなものか
  第３章　ヒトの狂犬病
  第４章　動物の狂犬病
  第５章　狂犬病の流行阻止と根絶
  第６章　日本で必要な狂犬病対策は何か

• 内容紹介

  日本を含む数ヵ国を除き、世界の大部分の地域で今も発生し、欧米でも年間に数例の発生例があり、世界中で毎年55,000人もの人々が犠牲になっている。
  感染経路、診断、咬まれる前と後の発病予防、わが国での根絶への歴史と各国の状況、対策等を、多くの症例を中心にわかりやすく詳述。
  狂犬病発生国への渡航機会も増え、さらに狂犬病感染動物の国内への持込みによって国内での発生する危険性も懸念される。
  医療・獣医関係者、公衆衛生・行政関係者のみならず、海外渡航者、愛犬家にも正しい知識は不可欠である。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  高山 直秀(タカヤマ ナオヒデ)
  １９４４年東京都生まれ。６８年千葉大学医学部卒業。７２年千葉大学大学院医学研究科修了。７３年国立千葉病院小児科勤務、７４年東京大学医学部附属病院分院小児科勤務。７７年東京都立駒込病院小児科勤務

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