この窓は開かれている [単行本]

この窓は開かれている [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  北海道・福祉施設の女性が、園長の暴力で肩首の筋肉に重傷を負った。治療の医師たちが「人間の心を置き忘れた男」だったことから民間療法に頼り、慢性の重度むち打ち症状に―警察・弁護士・労働組合・政治家・労働基準監督署と次々訴えるが、力のない女性に親身の力を貸すものはなかった。怒りの彼女はひとりで闘い続け、奇跡的に巡り会った正義の弁護士と医師の支援で遂に「暴力の真実」を国に認めさせる。保身第一。正義公正の使命観ゼロ。社会がこれで成立するのだろうか。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  昭和四十八年喜びの就職
  封建性と近代性
  昭和四十九年～五十年園長倒る
  新園長就任
  たった一人の上司と部下
  昭和五十一年～五十三年危機感
  昭和五十四年～五十六年募る不信感
  昭和五十七年～五十八年二度の密室暴力
  暴力による筋肉障害
  昭和五十九年～六十年絶望と希望と〔ほか〕

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  神野 真子(シンノ マコ)
  １９３６年、北海道三笠市生まれ。後に札幌市居住。札幌市社会福祉法人施設勤務。現在、同市「短歌サークル」同人

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