時代小説が来る!―広く、深く、にぎやかに [単行本]

時代小説が来る!―広く、深く、にぎやかに [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  最新最強の時代小説ガイド。龍馬や戦国武将だけじゃない！ファンタジーもセカイ系もホラーもみんな乗せ、現在の「リアル」にせまる新しい時代小説が、にぎやかに、来る。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  第１章　時代小説ブームを招来した作家たち（時代小説ブームが来た―ジャンルを越える新鋭の競演
  市井ものの系譜―藤沢周平と山本周五郎　ほか）
  第２章　ブームをにぶく、ゆたかに彩る作品（五木寛之『親鸞』―そなたの心は、暗く、にごっている。世間の多くの人びとと同じように。
  志水辰夫『つばくろ越え』―「いい思い出なんて一つもねえ」と思うと一瞬ほの明るさにつつまれる　ほか）
  第３章　最新時代小説ならではの人を活かす言葉（萎えてしゅんとする―高田郁『今朝の春　みおつくし料理帖』
  勝利のない合戦に加わる―柴田錬三郎『新編　武将小説集　男たちの戦国』　ほか）
  第４章　藤沢周平・司馬遼太郎・山本周五郎（藤沢周平の「誕生」―「浮世絵師」から「溟い海」への跳躍にふれて
  司馬遼太郎と藤沢周平―「鳥瞰」的流儀と「虫瞰」的な姿勢　ほか）
  第５章　わたしはなぜ時代小説を読むのか（諸田玲子との対談「時代小説のいま」
  時代小説五十選＋最新十選（一九一三年～現在））

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  高橋 敏夫(タカハシ トシオ)
  １９５２年香川県生まれ。早稲田大学文学部卒業。同大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、早稲田大学文学部・大学院文学研究科教授。文芸評論家、演劇評論家。学生時代より時代と社会を鋭く意識した文芸評論家として活躍。しだいに演劇・映画・マンガ・音楽などへと対象をひろげる。『藤沢周平―負を生きる物語』（集英社新書）で第１５回尾崎秀樹記念・大衆文学研究賞受賞。学部での講義は、学生アンケートで「早稲田で一番面白い授業」に選ばれる

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