紫陽花寺遺聞 [単行本]

紫陽花寺遺聞 [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  『どんぐりと樅の木』―知恵遅れの生徒三ちゃんと女先生の温かな心の交流。『戸来の風』―父親のしばりから抜け出し、新天地に夢を紡ぎながら自立してゆく若き女性の姿。『紫陽花寺遺聞』―苛酷な運命に遭遇し、再生への道を仏に求めた女人の一途な人生。日本農民文学賞受賞作家、遠山あきの人間愛につらぬかれた珠玉の三篇。

• 内容(「BOOK」データベースより）

  どんぐりと樅の木
  戸来の風
  紫陽花寺遺聞

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  遠山 あき(トオヤマ アキ)
  大正６年千葉県夷隅郡大多喜町老川に生まれる。昭和９年千葉県立佐倉高等女学校卒。昭和１１年千葉県立千葉女子師範学校卒、教員となる。昭和１４年結婿、千葉市に住む。昭和１９年戦災のため夫の郷里千葉県市原郡里見村に帰る。昭和２３年敗戦後の農地改革のため教員をやめ農業に従事。昭和４２年農民文学会に入会。昭和５０年文学サークル「槇の会」主宰、毎年同人誌『槇』を発行。昭和５１年『旅立ちの朝』で千葉文学賞佳作。昭和５２年千葉県文化功労賞（知事）。昭和５３年『雪あかり』で千葉文学賞受賞。昭和５４年『絆』で千葉文学賞佳作。昭和５５年『鷺谷』日本農民文学賞受賞。平成６年藍綬褒章を受ける

紫陽花寺遺聞 [単行本] の商品スペック