隔離の文学―ハンセン病療養所の自己表現史 [単行本]

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隔離の文学―ハンセン病療養所の自己表現史 [単行本]

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出版社:書肆アルス
販売開始日: 2011/11/30
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隔離の文学―ハンセン病療養所の自己表現史 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ハンセン病者への隔離政策が確立する一九三〇年代から、軍靴の音響くアジア・太平洋戦争期を経て、民主主義を謳歌する一九五〇年代まで―この激動の時代に、病者自身が描いた文学作品を研究・考察した十章から成る。ハンセン病者たちは、自分たちを抑圧し、抹消しようとする社会風潮や国家権力と、いかに向き合ってきたのか。また逆に、どのような言葉を駆使して抗してきたのか。終生隔離という極限状況に置かれた者が、いかにして「抑圧された生命を生きる意味」を紡ぎだすのかという普遍的な問題に挑む。
  • 目次

    隔離する文学-「癩予防協会」と患者文学の諸相
    「断種」を語る文学-ハンセン病患者の文学にみる優生思想
    "身振り"としての「作家」-北條民雄の日記精読
    「癩」の「隠喩」と「いのち」の「隠喩」-北條民雄「いのちの初夜」と同時代
    御歌と"救癩"-近代皇族の文学はいかに問い得るのか
    「病友」なる支配-小川正子『小島の春』試論
    ハンセン病患者の戦争詩(近くて遠い詔勅
    隔離の中の"大東亜")
    「療養文芸」の季節-"弱さ"の自画像
    文学が描いた優生手術-ハンセン病患者は「断種」をいかに描いてきたか?
  • 内容紹介

    ハンセン病者への隔離政策が確立する一九三〇年代から、軍靴の音響くアジア・太平洋戦争期を経て、民主主義を謳歌する一九五〇年代まで-この激動の時代に、病者自身が描いた文学作品を研究・考察した十章から成る。ハンセン病者たちは、自分たちを抑圧し、抹消しようとする社会風潮や国家権力と、いかに向き合ってきたのか。また逆に、どのような言葉を駆使して抗してきたのか。終生隔離という極限状況に置かれた者が、いかにして「抑圧された生命を生きる意味」を紡ぎだすのかという普遍的な問題に挑む。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    荒井 裕樹(アライ ユウキ)
    1980年、東京生まれ。2009年、東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員。専門は日本近現代文学・障害者文化論。ハンセン病・身体障害(脳性麻痺)・精神障害の当事者たちの文学活動や社会運動の研究、および医療施設における自己表現活動の支援に取り組む
  • 著者について

    荒井 裕樹 (アライ ユウキ)
    1980年、東京生まれ。2009年、東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。専門は日本近現代文学・障害者文化論。ハンセン病・身体障害(脳性麻痺)・精神障害の当事者たちの文学活動や社会運動の研究、および医療施設における自己表現活動の支援に取り組む。著書に『障害と文学――「しののめ」から「青い芝の会」へ』(現代書館、2011年2月)。

隔離の文学―ハンセン病療養所の自己表現史 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:書肆アルス
著者名:荒井 裕樹(著)
発行年月日:2011/11/30
ISBN-10:4990559541
ISBN-13:9784990559540
判型:B6
発売社名:書肆アルス
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:341ページ
縦:20cm
横:13cm
厚さ:3cm
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