きびしい冬(レーモン・クノー・コレクション〈4〉) [全集叢書]

きびしい冬(レーモン・クノー・コレクション〈4〉) の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  フランス北西部の港町ル・アーヴルで、名誉負傷の軍人として情報部門で英国軍との連絡の任にあたっているベルナール・ルアモー。妻を悲劇的な事故で亡くした彼は、心に大きな空虚を抱いたまま、戦局をペシミスティックに見据えている。兄夫婦や町の人々と交流し、淡々と日々を送っていたが、ある日たまたま乗ったバスのなかで、二人のかわいい姉弟と出会い…。クノーの故郷を舞台に、地方都市特有の雰囲気を伝える珠玉の郊外文学。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  鈴木 雅生(スズキ マサオ)
  １９７１年、東京生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学。パリ第四大学博士（文学）。現在、学習院大学文学部准教授。専攻、フランス文学。主な訳書に、Ｊ・Ｍ・Ｇ・ル・クレジオ『地上の見知らぬ少年』（河出書房新社、２０１０、第十六回日仏翻訳文学賞）などがある

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