農の階梯 [単行本]

農の階梯 [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  今日、日本の農業は経営の場そのものが崩壊し、農民の古い生産組織も無力化の危機にある。農民の生産の場を農民自らの手で守り得る新しい理論の構築ほど緊急なものはない。資本主義の先進国であるわが国で、利潤のみを前提とする農業を続けていくならば、もはや日本の農業に明日はない。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  第１部　人生の階梯（山里の自然の中で
  学問への道
  満州の大地に生きる
  抑留生活　ほか）
  第２部　農の階梯（これからの農業展望
  気付かれない農の緩衝機能
  農政無用論
  村の再編　ほか）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  中野 正雄(ナカノ マサオ)
  明治４２年１月２８日三重県名賀郡矢持村奥鹿野に生まれる。昭和９年３月九州帝国大学農学部卒業。昭和９年５月九州帝国大学農学部副手。昭和９年１２月陸軍歩兵第３３連隊入隊。満州派遣、チチハル。昭和１０年１１月現役満期除隊、任歩兵伍長。昭和１１年３月南満州鉄道株式会社嘱託、産業部勤務。昭和１７年６月華北交通株式会社転出、中央鉄路農場経営科長。昭和１９年６月満州重工業株式会社嘱託、自給農場副農場長。昭和２０年８月２０日敗戦により自然解散。昭和２１年１０月１日三重県嘱託。昭和２２年１２月１日農林省嘱託。昭和２２年１２月１日農林技官。昭和３６年７月「和牛の生産構造に関する経営的研究」で九州大学より農学博士を授与。昭和４４年３月農林省農業技術研究所退職。昭和４４年４月東京農業大学教授（農業拓殖学科勤務）。昭和４６年４月拓殖学科長。昭和５４年３月東京農業大学退職。平成元年１１月紅白綬有功章受章

農の階梯 [単行本] の商品スペック