荒野のめぐりあい(バベルの戦士〈3〉) [新書]

荒野のめぐりあい(バベルの戦士〈3〉) [新書] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  聖山の奥深くに住むシッパル族は、伝説の超能力部族だった。だが、いまや彼らは、都市国家レセンの遠征軍の虜となって、大平原に捕囚の日々を過ごしていた。女族長ソウラは、わが娘ノエを賢者アルカンの元へ救授を求める密使として派遺する。おりしも、レセンでは神官長となったバオンの陰謀が進み、遠征軍の“鷲将軍”ネファ・ウルクを陥れ、シッパル族を独占しようとする作戦が実行に移されつつあった。一方、ノエは心細い旅の途上、短剣を背負った行き倒れを発見する。その男こそ、不思議な短剣によって聖山の洞窟に消え、十年ぶりにバビロニアに帰ってきた傭兵ユグ・ノルであった。聖山より大平原に舞台を移し、自覚せざる“輝くもの”たちの出会いが、ここにはじまる。

荒野のめぐりあい(バベルの戦士〈3〉) [新書] の商品スペック