ペルシア語が結んだ世界―もうひとつのユーラシア史(スラブ・ユーラシア叢書) [単行本]

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    • ペルシア語が結んだ世界―もうひとつのユーラシア史(スラブ・ユーラシア叢書) [単行本]

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ペルシア語が結んだ世界―もうひとつのユーラシア史(スラブ・ユーラシア叢書) [単行本]

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出版社:一般社団法人 北海道大学出版会
販売開始日: 2009/07/16
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ペルシア語が結んだ世界―もうひとつのユーラシア史(スラブ・ユーラシア叢書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    かつてユーラシアの広大な一帯で理解され、使われていたペルシア語。多言語が共存する環境で、ペルシア語はどのように使われていたのか。人々のペルシア語に対する意識はどのようなものだったのか。文献史料の検討により、「ペルシア語文化圏」という枠組みを考える。
  • 目次

    [目 次]
    はじめに
    凡  例
    序 章 ものを書くことから見たペルシア語文化圏--その面的把握をこえて 森本一夫
     はじめに
     1.ペルシア語とは--通史的概観
     2.ペルシア語の広がりをめぐって--研究史的考察
     3.「ものを書くこと」を通して「ペルシア語文化圏」を考える
     おわりに--各章の「見どころ
    第1部 文献ジャンルから見たペルシア語文化圏
    第1章 ペルシア語詩人伝の系譜--韻文学の隆盛と伝播 近藤信彰
     はじめに
     1.ペルシア語詩人伝の成立
     2.チャガタイ語詩人伝の介在 
     3.イランとトゥラン  
     4.オスマン朝による受容  
     5.インドにおける発展  
     おわりに  
    第2章 ペルシア語文化圏におけるスーフィー文献--著述言語の変遷とその意義 矢島洋一
     はじめに  
     1.アラビア語からペルシア語へ  
     2.ペルシア語から諸言語へ--テュルク諸語の場合  
     3.ペルシア語から諸言語へ--イラン諸語の場合  
     4.ペルシア語から諸言語へ--インド諸語の場合  
     5.スーフィズム史における著述言語変化の意義  
     6.諸言語文献史におけるスーフィズムの意義  
     おわりに  
    第3章 イスラーム法とペルシア語--前近代西トルキスタンの法曹界 磯貝健一
     はじめに  
     1.西トルキスタンにおける使用言語の変遷  
     2.法律分野におけるペルシア語使用  
     3.一般的法学書とアラビア語  
     4.法廷文書とペルシア語  
     おわりに  
    第2部 地域から見たペルシア語文化圏
    第4章 中央アジアにおけるテュルク語文学の発展とペルシア語 菅原 睦
     はじめに  
     1.ユースフ『クタドゥグ・ビリグ』(11世紀)  
     2.初期の翻訳作品(14世紀から15世紀前半)  
     3.古典期チャガタイ文学(15世紀後半から16世紀)  
     おわりに  
    第5章 18世紀クリミアのオスマン語史書『諸情報の要諦』における歴史叙述--ペルシア語文献からの影響を中心に 川口琢司
     はじめに  
     1.著者アブデュルガッファールの経歴  
     2.『要諦』の執筆目的と内容構成  
     3.『要諦』冒頭部に列挙された参照文献  
     4.モンゴル帝国史の叙法  
     おわりに  
    第6章 清代の中国ムスリムにおけるペルシア語文化受容 中西竜也
      はじめに  
     1.ペルシア語文化の影響  
     2.ペルシア語による著述を抑制した要因  
     3.アラビア語の威信の高まりとペルシア語による著述の衰退  
     おわりに  
    第7章 南アジア史におけるペルシア語文化の諸相 真下裕之
     はじめに  
     1.南アジアのペルシア語化と在来諸言語  
     2.南アジアにおけるテュルク語の使用 
     3.ムガル帝国王族アズファリーの活動  
     おわりに  
    語句解説  
    あとがき  
    図版出典一覧  
    事項・地名索引  
    人名索引  
    史料名索引  

  • 出版社からのコメント

    文献史料をもとにペルシア語文化圏を考える
  • 内容紹介

    現在はイランなどで用いられるにすぎないペルシア語は,長きにわたり広大な一帯で用いられていた。本書は文献資料をもとに,王朝の盛衰や人の移動・交流に伴う,使用状況や文語としての「威信」の変化を検討する。

  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    森本 一夫(モリモト カズオ)
    所属:東京大学東洋文化研究所(准教授)。専門分野:イラン社会文化史、ムスリム諸社会の歴史
  • 著者について

    森本 一夫 (モリモト カズオ)
    東京大学東洋文化研究所(准教授)イラン社会文化史,ムスリム諸社会の歴史

ペルシア語が結んだ世界―もうひとつのユーラシア史(スラブ・ユーラシア叢書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:北海道大学出版会 ※出版地:札幌
著者名:森本 一夫(編著)
発行年月日:2009/06/25
ISBN-10:4832967126
ISBN-13:9784832967120
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:251ページ
縦:21cm
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