森の精霊の冒険ファンタジー スナグルポットとカドルパイ [単行本]

森の精霊の冒険ファンタジー スナグルポットとカドルパイ の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  「スナグルポットとカドルパイ」―ユーカリの実を主人公に仕立てた、かわいい義兄弟のおはなし、といえば、オーストラリアでは子供たちの人気者として、たいへんポピュラーな名前なのです。この本は、お読みになればおわかりのように、なんとも脳天気でおかしな登場人物ばかり、しかも人情味に富み、男の子は男の子らしく、女の子は女の子なりにユーモラスでひょうきんな冒険をつみ重ねては、わたくしたちを楽しませてくれます。メイ・ギブスの独壇場ともいうべき奔放な想像の世界は、一読可憐な生き物たちのファンにならずにはいられません。オーストラリア・ファンタジーの最高峰、ついに翻訳刊行。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  スナグルポットとカドルパイ；小さなラギッド・ブロッサム―スナグルポットとカドルパイのさらなる冒険；リトル・オベリア―スナグルポットとカドルパイの冒険、もっと

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  ギブス,メイ(ギブス,メイ／Gibbs,May)
  １８７７年、イギリスのケント州に生まれる。四歳の時、両親と共にオーストラリアに移住。父は地元新聞の風刺慢画家で、のちに高校の美術教師をつとめる。パースの高校を卒業したのち、１９００年、ロンドンに渡り、美術学校で絵の勉強をはじめる。オーストラリアに戻ると、オーストラリア特有の動植物を主人公にしたファンタジーを次々に著わした。これらの陽気な作品は大きな反響を呼び、なかでも、ユーカリの実の子を主人公にした「スナグルポットとカドルパイ」は半世紀を経た現在もオーストラリア国民の愛読書になっている。九〇歳まで新聞に連載慢画を描きつづけ、１９６９年、九二歳で逝去した
  
  矢川 澄子(ヤガワ スミコ)
  東京生まれ。作家・詩人

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