これが佐藤愛子だ〈5〉―自讃ユーモアエッセイ集(集英社文庫) [文庫]

これが佐藤愛子だ〈5〉―自讃ユーモアエッセイ集(集英社文庫) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  生まれたばかりの赤ン坊を見て、「なんて可愛いんでしょう！」と叫び声を上げる人と一緒に出産見舞いに行くと私は往生する。「ねえ？可愛いわねえ…」ムリヤリ同意を求められて、せいぜいいえるのが、「大きいですねえ、何キロ？」中には大きくない赤ン坊もいて、子猿の毛をひきむしって水浸しにしたようなものが白いキモノを着て寝ているのを見ると、「大丈夫ですか？」と心配になってくる。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  第１章　女の怒り方
  第２章　日当りの椅子
  第３章　古川柳ひとりよがり

• 内容紹介

  「何だ! その屁は! もっと勇壮にやれ!」
  父はおならについても一家言持っていた。「屁は人生を象徴する。屁に勢いのない奴はダメだ」――屁、夜這い、口説きなど、川柳を題材にした笑撃のエッセイ「古川柳ひとりよがり」などを収録。
  
  

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  佐藤 愛子(サトウ アイコ)
  １９２３年１１月５日大阪生まれ。甲南高女卒。処女作「愛子」。６９年『戦いすんで日が暮れて』で直木賞、７９年『幸福の絵』で女流文学賞、２０００年『血脈』で菊池寛賞を受賞

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