定本 日本近代文学の起源(岩波現代文庫) [文庫]

定本 日本近代文学の起源(岩波現代文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  明治二十年代文学における「近代」「文学」「作家」「自己」「表現」という近代文学の装置それ自体を再吟味した論考を全面改稿した決定版。文学が成立して思考の枠組みになる過程を精神史として描き、「起源」を考察しつつ「終焉」の地平までを視野に収めた古典的名著。

• 目次

  　岩波現代文庫版への序文
  　定本版への序文
  
  第１章　風景の発見
  
  第２章　内面の発見
  
  第３章　告白という制度
  
  第４章　病という意味
  
  第５章　児童の発見
  
  第６章　構成力について──二つの論争
  　その一　没理想論争
  　その二　「「話」のない小説」論争
  
  第７章　ジャンルの消滅
  
  　あとがきおよび外国語版への序文
  　　初版あとがき
  　　文庫版あとがき
  　　英語版あとがき
  　　ドイツ語版への序文
  　　韓国語版への序文
  　　中国語版への序文
  
  　注
  　年表

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  柄谷 行人(カラタニ コウジン)
  １９４１年生まれ。評論家

定本 日本近代文学の起源(岩波現代文庫) [文庫] の商品スペック