独占資本の新たな戦略―円高・産業"空洞化"を検証する

独占資本の新たな戦略―円高・産業"空洞化"を検証する の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  日本の大企業は、異常円高をテコに、アメリカの多国籍企業への従属的な結びつきを強めながら、自らも大規模な海外進出―多国籍企業化へのテンポを早めています。この本は、日本の財界・独占資本のこうした新たな戦略を具体的に解明した論文４編と“空洞化”の実態を追究したルポからなっています。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  歴史的岐路に立つ日本経済―産業“空洞化”問題の政策論文について（佐々木憲昭）
  異常円高と産業構造の調整（工藤晃）
  大企業の海外進出―多国籍企業化と米企業による統合（有働正治）
  円高テコに異常な人べらし「合理化」―「高失業時代」を加速化する大企業戦略（沢村昭洋）
  鉄鋼５社の大もうけ体制づくり
  産業“空洞化”現場に追う―電機・自動車（岡清彦
  篠田隆）

独占資本の新たな戦略―円高・産業"空洞化"を検証する の商品スペック