十兵衛推参―本所見廻り同心(コスミック・時代文庫) [文庫]

十兵衛推参―本所見廻り同心(コスミック・時代文庫) の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  本所深川の泉養寺脇道で二人の浪人が斬殺された。その見事な太刀筋から、下手人は相当な手練であると思われた。本所見廻り同心・深見十兵衛は、殺された二人が“闇の与三郎”という悪党に雇われた用心棒だったことを突き止める。下手人は同じ用心棒の遠野彦市。同輩の犯した罪をかぶり、所払いになった元須坂藩の浪人だった。仲間割れか、揉め事か。探索を進めるうち、事件の非が与三郎一味にあることを知った十兵衛。一味に付け狙われる遠野を守るべく、ついにその在処を突き止めた十兵衛だったが、遠野はその小野派一刀流の斬撃を十兵衛に向けてきた。悪には強いが情には弱い、八丁堀同心の人情裁き。長編時代小説。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  稲葉 稔(イナバ ミノル)
  １９５５年、熊本県生まれ。脚本家、放送作家を経て、９４年「かまち」でデビュー。冒険小説、ハードボイルドなどを皮切りにエンターテインメント小説を次々に発表、現在は時代小説に力を注ぎ話題作を連発している

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