再配分か承認か?―政治・哲学論争(叢書・ウニベルシタス) [全集叢書]
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再配分か承認か?―政治・哲学論争(叢書・ウニベルシタス) [全集叢書]

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出版社:法政大学出版局
販売開始日: 2012/10/30
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再配分か承認か?―政治・哲学論争(叢書・ウニベルシタス) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    アンデンティティと差異をめぐる「承認」は富を還元する「再配分」との関係において論争が絶えない。「規範的な一元論」によって承認は決定的な道徳論となるのか。「パースペクティヴ的二元論」によって再配分は承認に包摂されず相互に還元不可能な次元として理解されるべきなのか。資本主義に対する批判理論において道徳哲学・社会理論・政治分析の統合を目指した画期的な論争。
  • 目次

    謝辞

    序文 ナンシー・フレイザー/アクセル・ホネット

    第1章 アイデンティティ・ポリティクスの時代の社会正義 再配分・承認・参加
    ナンシー・フレイザー
    序論
    第1節 再配分か承認か──切り詰められた正義の批判
    第2節 再配分と承認の統合──道徳哲学の問題
    第3節 社会理論の問題──資本主義社会における階級と社会的地位
    第4節 政治的理論の課題──民主的正義を制度化する
    第5節 危機的状況についての結論的省察──ポストフォード主義・ポスト共産主義・グローバリゼーション

    第2章 承認としての再配分──ナンシー・フレイザーに対する反論
    アクセル・ホネット
    第1節 社会的不正の経験の現象学について
    第2節 資本主義的な承認の秩序と配分をめぐる闘争
    第3節 承認と社会正義

    第3章 承認できぬほどゆがめられた承認──アクセル・ホネットへの応答
    ナンシー・フレイザー
    第1節 批判理論における経験の位置について──政治社会学を道徳心理学に還元することに対する反論
    第2節 社会理論における文化論的転回について──資本主義社会を承認秩序に還元することに対する反論
    第3節 リベラルな平等について──正義を健全なアイデンティティの倫理に還元することに対する反論

    第4章 承認ということの核心──返答に対する再返答
    アクセル・ホネット
    第1節 批判的社会理論と内在的超越
    第2節 資本主義と文化──社会統合・システム統合・パースペクティヴ的二元論
    第3節 歴史と規範性──義務論の限界について

    承認論の未来?──監訳者あとがきに代えて
    訳注
    原注
    索引
    "
  • 出版社からのコメント

    承認と再配分を根本的に問うことで資本主義に対する批判理論の中で道徳哲学・社会理論・政治分析を統合しようと試みた画期的な論争。
  • 内容紹介

    アイデンティティと差異をめぐる「承認」は富を還元する「再配分」との関係において論争が絶えない。「規範的な一元論」によって承認は決定的な道徳論となるのか。「パースペクティヴ的二元論」によって再配分は承認に包摂されず相互に還元不可能な次元として理解されるべきなのか。資本主義に対する批判理論の中で道徳哲学・社会理論・政治分析の統合を目指した画期的な論争。

    図書館選書
    アイデンティティと差異をめぐる「承認」を、「規範的一元論」と「パースペクティブ的二元論」において資本主義社会に対する批判理論としてラジカルに問い直す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    フレイザー,ナンシー(フレイザー,ナンシー/Fraser,Nancy)
    1947年アメリカのボルティモアで生まれる。1980年にニューヨーク市立大学大学院で哲学の博士号を取得。現在はニューヨークのニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチの哲学科で政治学および社会科学講座の教授を務める。フェミニズの理論家としても著名で、アメリカ批判理論の代表者の一人である

    ホネット,アクセル(ホネット,アクセル/Honneth,Axel)
    1949年ドイツのエッセンで生まれる。1983年にベルリン自由大学で哲学の博士号を取得。現在はフランクフルト大学社会哲学講座正教授、フランクフルト大学社会研究所所長、コロンビア大学哲学科教授を務める。フランクフルト学派第三世代の代表的存在

    加藤 泰史(カトウ ヤスシ)
    1956年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科教授。哲学・倫理学
  • 著者について

    ナンシー・フレイザー (フレイザー ナンシー)
    (Nancy Fraser)
    1947年、アメリカのボルティモア生まれ。1980年にニューヨーク市立大学大学院で哲学の博士号を取得。現在はニューヨークのニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチの哲学科で、政治学および社会科学講座の教授を務める。フェミニズムの理論家としても著名で、アメリカ批判理論の代表者の一人である。
    最新刊に Fortunes of Feminism: From Women's Liberation to Identity Politics to Anti-Capitalism( London: Verso, 2013)、主な邦訳に、『中断された正義──「ポスト社会主義的」条件をめぐる批判的省察』(仲正昌樹監訳、御茶の水書房、2003年)、『再配分か承認か? ──政治・哲学論争』(アクセル・ホネットと共著、加藤泰史監訳、法政大学出版局、2012年)、『九・一一とアメリカ知識人』(エリ・ザレツキーと共著、仲正昌樹訳、御茶の水書房、2002年)などがある。

    アクセル・ホネット (ホネット アクセル)
    (Axel Honneth)
    1949年ドイツのエッセンで生まれる。1983年にベルリン自由大学で哲学の博士号を取得。現在はフランクフルト大学社会哲学講座正教授、フランクフルト大学社会研究所所長、コロンビア大学哲学科教授を務める。フランクフルト学派第三世代の代表的存在。主な著作に、『権力の批判:批判的社会理論の新たな地平』(河上倫逸監訳、法政大学出版局、1992年)、『承認をめぐる闘争:社会的コンフリクトの道徳的文法』(山本啓・直江清隆訳、法政大学出版局、2003年)、『正義の他者:実践哲学論集』(加藤泰史・日暮雅夫ほか訳、法政大学出版局、2005年)、『自由であることの苦しみ:ヘーゲル「法哲学」の再生』(島崎隆・明石英人・大河内泰樹・徳地真弥訳、未來社、2009年)など。

    加藤 泰史 (カトウ ヤスシ)
    1956年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科教授。哲学・倫理学。主な著作に、Kant in der Diskussion der Moderne (Gerhard Schönrichと共編著、Suhrkamp Verlag,1996年)、「現代社会における『尊厳の毀損』」としての貧困:格差・平等・国家へのカント的アプローチ」(日本哲学会編『哲学』、第60号、2009年)、A・ホネット『正義の他者』(共訳,法政大学出版局、2005年)、G・シェーンリッヒ『カントと討議倫理学の問題』(共訳,晃洋書房、2011年)など。

再配分か承認か?―政治・哲学論争(叢書・ウニベルシタス) の商品スペック

商品仕様
出版社名:法政大学出版局
著者名:ナンシー フレイザー(著)/アクセル ホネット(著)/加藤 泰史(監訳)
発行年月日:2012/10/30
ISBN-10:4588009834
ISBN-13:9784588009839
判型:B6
発売社名:法政大学出版局
対象:教養
発行形態:全集叢書
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:372ページ ※327,45P
縦:20cm
その他: 原書名: UMVERTEILUNG ODER ANERKENNUNG?〈Fraser,Nancy;Honneth,Axel〉
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