社会運動の戸惑い―フェミニズムの「失われた時代」と草の根保守運動 [単行本]
    • 社会運動の戸惑い―フェミニズムの「失われた時代」と草の根保守運動 [単行本]

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社会運動の戸惑い―フェミニズムの「失われた時代」と草の根保守運動 [単行本]
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社会運動の戸惑い―フェミニズムの「失われた時代」と草の根保守運動 [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2012/10/25
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社会運動の戸惑い―フェミニズムの「失われた時代」と草の根保守運動 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    なぜ「対立」は生まれたのか?保守運動家・フェミニストへのフィールドワークと、膨大な資料分析から、「対立」の背景を明らかにする。
  • 目次

    まえがき

    第一章 「ジェンダーフリー」をめぐる対立(山口智美・荻上チキ)
    1 「ジェンダーフリー」と「男女共同参画」の誕生
    2 反フェミニズム運動とジェンダーフリー批判
    3 「バックラッシュ」の退潮とフェミニズム

    第二章 地方からのフェミニズム批判――宇部市男女共同参画推進条例と「日本時事評論」(山口智美)
    1 日本時事評論との出会い
    2 基本法から「モデル条例」へ
    3 「日本時事評論」とは?
    4 ひっくり返された宇部市男女共同参画条例案と保守の動き
    5 「モデル条例」への反発と地方議員の役割
    6 日本時事評論の役割
    7 宇部条例は「歯止め」の役割を果たしているのか
    8 宇部条例への注目と「モデル条例」のアイロニー
    9 フェミニズムをどうみているのか
    10 男女共同参画の一〇年間は何だったのか?

    第三章 千葉県に男女共同参画条例がない理由――条例制定運動の失敗と保守の分裂(山口智美)
    1 唯一条例がない県・千葉
    2 男女共同参画条例案をめぐる顛末
    3 「良識的な条例づくり」を目指した日本会議系保守運動
    4 保守の分裂
    5 フェミニストの動きと千葉県条例
    6 条例廃案後の千葉県と、運動の衰退
    7 千葉県条例をめぐる運動が提示した課題

    第四章 「性的指向」をめぐって――宮崎県都城市の条例づくりと「世界日報」(斉藤正美・山口智美)
    1 フェミニズムへの「バックラッシュ」と世界日報
    2 都城市男女共同参画社会づくり条例
    3 条例への反対の動き
    4 旧条例の制定から新市長による条例再制定まで
    5 世界日報によるインターネット戦略
    6 条例をめぐる係争から見える課題と「市民参加」の内実
    7 都城のこれから

    第五章 男女共同参画とは何か――ユー・アイふくいの図書問題をめぐって(斉藤正美)
    1 男女共同参画センターの運用
    2 推進員活動をしていた「バックラッシュ派」
    3 男女共同参画推進員という制度
    4 図書問題
    5 インターネットの活用
    6 現在の福井の男女共同参画政策
    7 「男女共同参画」の意味を問い直す機会の損失

    第六章 箱モノ設置主義と男女共同参画政策――国立女性教育会館(ヌエック)(斉藤正美)
    1 ヌエックや男女共同参画センター事業とのかかわり
    2 ヌエック問題とは
    3 ヌエックと男女共同参画センター設立の背景
    4 婦人教育・女性教育
    5 運営体制
    6 ヌエックと全国女性会館協議会
    7 箱モノ設置主義と意識啓発事業の限界

    第七章 フェミニズムとメディア、インターネット(山口智美・斉藤正美)
    1 フェミニストのメディア活用の現在
    2 女性学の書籍刊行と女性運動――一九八〇年代
    3 「ジェンダーとメディア研究」と行政――一九九〇年代
    4 フェミニズムによる情報ネットワークの構築――一九九〇年代
    5 「バックラッシュ対抗」をうたいはじめてから――二〇〇〇年代
    6 フェミニスト・メディアの今後にむけて

    結びにかえて(荻上チキ)

    あとがき
    調査記録/参考文献
    事項索引/人名索引
  • 内容紹介

    00年代、フェミニズムと保守運動はなぜ衝突したのか。保守運動の実際とフェミニズムの入り込んだ隘路を描く。

    男女共同参画事業の名の下に、条例づくりや事業の任い手となったフェミニスト。それを中央からおりてきた政策と捉え、反発した保守運動。「バックラッシュ」として、地域やインターネット上で広がったこの衝突の実際をフィールドワークと双方への丹念な聞き取りから明らかにする。フェミニズムが本当に取り組むべき課題のために。

  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山口 智美(ヤマグチ トモミ)
    モンタナ州立大学教員。専門は文化人類学、フェミニズム

    斉藤 正美(サイトウ マサミ)
    富山大学教員。専門はメディア研究、フェミニズム・社会運動研究

    荻上 チキ(オギウエ チキ)
    評論家。シノドス編集長
  • 著者について

    山口 智美 (ヤマグチ トモミ)
    山口智美(やまぐち ともみ)
    モンタナ州立大学教員。専門は文化人類学、フェミニズム。

    斉藤 正美 (サイトウ マサミ)
    斉藤正美(さいとう まさみ)
    富山大学教員。専門はメディア研究、フェミニズム・社会運動研究。

    荻上 チキ (オギウエ チキ)
    荻上チキ(おぎうえ ちき)
    評論家。ラジオパーソナリティ。社会調査支援機構チキラボ所長。

社会運動の戸惑い―フェミニズムの「失われた時代」と草の根保守運動 の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:山口 智美(著)/斉藤 正美(著)/荻上 チキ(著)
発行年月日:2012/10/25
ISBN-10:4326653779
ISBN-13:9784326653775
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:383ページ ※345,38P
縦:20cm
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