ここにも激しく躍動する生きた心臓がある(チベット現代文学の曙) [単行本]

ここにも激しく躍動する生きた心臓がある(チベット現代文学の曙) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  チベットではじめて現代文学を生みだし、若くして自ら命を絶った伝説の作家、トンドゥプジャ。人びとの喜びや哀しみを丹念に描きだすその作品群は、物語を語る情熱と創造の気概にあふれ、世界でも類を見ない瑞々しさにあふれている。作品世界を理解するための詳細な解説、伝記を付し、その主要作品を日本ではじめて紹介する。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  ペンツォ
  ドゥクツォ
  語り部
  頑固爺さん
  ドンタクタン
  化身
  霜にうたれた花
  悲しみ
  青春の滝
  恩知らずの嫁
  骨肉の情
  細い道
  ツルティム・ジャンツォ
  ここにも激しく躍動する生きた心臓がある
  愛の高波

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  トンドゥプジャ（トンドゥプジャ）
  1953年、東北チベットのアムド地方（青海省黄南チベット族自治州チェンザ県）に生まれる。ラジオ局勤務、教職を経て、1981年、処女作「曙光」を出版。仏教文化伝統の縛りが極めて強かったチベット文学に斬新な口語的表現を導入して、男女の感情の機微や普通の人々の心のうつろいを描き、チベット文学界に新風を巻き起こした。とりわけ中国という新体制下の社会を写実的に描いた小説をチベット語で書いた最初の作家である。1985年、32歳で自殺

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