透明なる社会(イタリア現代思想〈3〉) [単行本]

透明なる社会(イタリア現代思想〈3〉) [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  来たるべき情報技術社会を透徹した思考で捉え、世界の多元化、脱現実化、コミュニケーションの多チャンネル化のなかで、「透明なる社会」の到来という近代啓蒙思想の「強い」理想を、その形而上学的な呪縛や限界から解き放とうとする試み。今日における哲学の使命に賭ける、ヴァッティモ一流の「弱い思考」に貫かれた好著。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  第１章　ポストモダン―透明なる社会なのか？
  第２章　人文科学とコミュニケーション社会
  第３章　再発見された神話
  第４章　揺らぎの芸術
  第５章　ユートピアからヘテロトピアへ
  第６章　脱現実化の限界

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  ヴァッティモ,ジャンニ(ヴァッティモ,ジャンニ／Vattimo,Gianni)
  １９３６年生。トリノ大学でルイージ・パレイゾンの指導のもと学位を取得した後、ハイデルベルク大学でカール・レーヴィットやハンス・ゲオルク・ガダマーに師事。１９６９年からトリノ大学正教授（哲学）。イェールやニューヨークをはじめとするアメリカの大学で客員教授を歴任したほか、イタリア各紙誌の論説委員をつとめる。政界にも進出し、現在、欧州議会議員
  
  多賀 健太郎(タガ ケンタロウ)
  １９７４年生。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学。哲学・思想史

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