室町物語研究―絵巻・絵本への文学的アプローチ [単行本]

室町物語研究―絵巻・絵本への文学的アプローチ [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  室町時代のお伽草子に光をあて、時代を生きる庶民の経済観念、権威への抵抗意識、宗教観、異類に代弁される生活の様子、女性の生き方など作品が描き出す、中世の人々の心と姿を明らかにする。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  御伽草子にみる「富」について
  『善教房絵詞』―届かない念仏の架け橋
  『福富草紙』―嘲笑と諷刺
  『おようの尼』絵巻―梵字の謎
  『毘沙門の本地』の天界遍歴譚―星の伝説と信仰
  『宝蔵絵詞』―熊野・切目王子伝承
  『精進魚類物語』擬人名考―笑いの合戦記
  『精進魚類物語』擬人名考―笑いの合戦記・追考
  『鼠の草子（鼠の権頭）』―怪婚譚と女性
  『鼠の草子（鼠の権頭）』―中世の嫁入り行列〔ほか〕

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  沢井 耐三(サワイ タイゾウ)
  １９４４年、福井県大野市生まれ。１９６６年、金沢大学卒業。１９７３年、東京大学大学院人文科学研究科国文学専攻、博士課程満期退学。現職、愛知大学文学部教授

室町物語研究―絵巻・絵本への文学的アプローチ [単行本] の商品スペック