古事記の恋 [単行本]

古事記の恋 [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  わが国最古の神話伝説を主とした歴史物語から、心に深く響く物語を選び、構成し直し、魅力的な恋の短編として仕立てたものです。大昔の物語でありながら、現代の私たちよりも、むしろ情熱的で、果断、知的でさえある登場人物たちに、拍手を送ってください。

• 内容(「BOOK」データベースより）

  伊耶那岐と伊耶那美―もう一度会いたい　亡き妻を思い切れない夫のとった行動
  色許男と須勢理―夫の裏切りにも瞋らず艶然とわが愛を歌いあげた女性
  海佐知、山佐知―釣り針ひとつから繰り広げられる兄弟げんかと、海の乙女の恋物語
  沙本〓（び）売―兄と夫とどちらを愛するか。ぎりぎりの選択を迫られた女性
  倭建命―父にうとまれ、戦いにあけくれた男の切ないまでの望郷の思い
  石之日売と女鳥―嫉妬深い皇后と、それに対抗し天皇家に謀反を企てた乙女
  赤猪子―老いてなお恋をつらぬき、思いを達成する女性の行動力

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  清川 妙(キヨカワ タエ)
  １９２１（大正１０）年、山口県生まれ。奈良女子高等師範学校（現・奈良女子大学）文科卒業。数年の教職を経たのち３０代の終わりから文筆活動に入る。古典評論、エッセイなどで活躍

古事記の恋 [単行本] の商品スペック