対訳 コウルリッジ詩集―イギリス詩人選〈7〉(岩波文庫) [文庫]

対訳 コウルリッジ詩集―イギリス詩人選〈7〉(岩波文庫) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  ワーズワスと共にイギリス・ロマン主義を代表する詩人コウルリッジ（１７７２‐１８３４）は、「クーブラ・カーン」「古老の舟乗り」などの幻想詩で名高い。その代表作を、“人生詩編”“政治詩編”“恋愛詩編”“田園詩編”“幻想詩編”の５つの柱のもとに３０篇選出し、幻想詩にとどまらないコウルリッジの詩の魅力を存分に味わえる１冊とした。

• 目次

  はじめに
  I Poems on Life 〈人生詩篇〉
  1 Life (1789 ？ ) 人生
  2 Sonnet －－To the River Otter (1793) ソネット－－オッター川に寄せて
  3 Sonnet －－On quitting School for College (1791) ソネット－－大学に向けて学舎を去るに際して
  4 Domestic Peace (1794) 家庭の安らぎ
  5 To an Infant (1795) 幼な子に寄す
  6 Something Childish，but very Natural－－ Written in Germany (1799) 子供っぽいがとても自然な夢－－ドイツにて
  7 Home-sick －－ Written in Germany (1799) 郷愁－－ドイツにて
  8 Homeless (1826) 宿なし
  9 Dejection －－ An Ode (1802) 失意のオード
  10 Youth and Age(1823-1832) 青春と老年
  11 An Exile (1805) 島流し
  12 Epitaph (1833) 墓碑銘
  
  II Political Poems 〈政治詩篇〉
  13 Destruction of the Bastile (1789 ？) バスチーユの崩壊
  14 On the Prospect of establishing a Pantisocracy in America (1794) アメリカにパンティソクラシーを建設する見通しについて
  15 To a Young Ass (1794) ロバの子に寄せて
  16 Fears in solitude (1798) ひとり寂境にあって抱いた不安
  
  III Love Poems 〈恋愛詩篇〉
  17 Lewti－－Or the Circassian Love-chaunt (1798) リューティ－－あるいは，チェルケス地方の恋唄
  18 Love (1799) 恋
  19 The Keepsake (1800 ？) 恋の形見
  20 A Day-dream (1802) 真昼の夢
  21 Separation (1805 ？) 別離
  22 Recollections of Love (1807) 恋の思い出
  
  IV Nature Poems 〈田園詩篇〉
  23 Lines －－ Composed while climbing the Left Ascent of Bower my Prison (1795) 詩章－－ブロックリー谷の左斜面を登る
  24 The Eolian Harp (1795) アイオロスの竪琴
  25 This Lime-tree Bower my Prison (1797) このシナノキの木陰はぼくの牢獄
  26 Frost at Midnight (1798) 深夜の霜
  27 The Nightingale －－A Conversation Poem (1798) 小夜啼鳥－－会話詩
  
  V Visionary Poems 〈幻想詩篇〉
  28 Kubra Khan : Or，a Vision in a Dream－－ A Fragment (1797) クーブラ・カーンあるいは夢で見た幻想－－断章
  29 This Rime of the Ancient Mariner (1798) 古老の舟乗り
  30 Christabel，Part I (1798) クリスタベル 第一部 コウルリッジ略伝

• 出版社からのコメント

  代表作30篇を原文，脚注付きで楽しむ1冊

対訳 コウルリッジ詩集―イギリス詩人選〈7〉(岩波文庫) の商品スペック