蘭郁二郎探偵小説選〈1〉(論創ミステリ叢書〈59〉) [単行本]

蘭郁二郎探偵小説選〈1〉(論創ミステリ叢書〈59〉) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  若くして異国の空に散った悲劇の作家。海野十三と並び称せられる戦前科学小説の雄による「月澤俊平の事件簿」「少年探偵王」、科学探偵＆少年探偵シリーズを集成。林田〓（はな）子名義の全作品も併載。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  月澤俊平の事件簿（闇に溶ける男；南風荘の客；指環と探偵；妙な錠前屋；慈雨の殺人；発明相談所；火星の荒野；新兵器出現；海底探検余聞；南海の毒杯；林檎と名探偵）；小異年探偵王（温室の怪事件；幽霊自動車の事件；大宮博士の事件；不思議な電話の事件；雪の山小屋の事件；飾り時計の事件；百貨店の怪盗事件）；林田〓（はな）子作品集（花形作家；第百一回目）；資料篇（林田〓（はな）子女子に就いて；蘭郁二郎君のこと）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  蘭 郁二郎(ラン イクジロウ)
  １９１３（大２）年、東京都生まれ。本名・遠藤敏夫。別名・林田〓（はな）子。東京高等工業学校の電気工学科に入学した１９３１（昭６）年、平凡社版『江戸川乱歩全集』の付録小冊子『探偵趣味』の掌編探偵小説募集に「息を止める男」が佳作入選。３５年、探偵小説愛好家の仲間と『探偵文学』を創刊し、作品を発表。３７年、後継誌『シュピオ』の編集実務に携わる。『シュピオ』休刊の年、『小学六年生』に連載した科学小説「地底大陸」（３８～３９）で一躍人気作家となり、以後、旺盛な執筆力を示した

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