東歌と防人歌―東国万葉の跡を訪ねて [単行本]

東歌と防人歌―東国万葉の跡を訪ねて [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  素朴純情な東国の農漁民たちの心には、柿本人麻呂などの荘重・雄大な調べを生む栄養源としてのエネルギーも秘められている。東歌・防人歌には、その庶民の生活の哀歓を通した、万葉の美しさと幅の広さとを鑑賞できる。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  序―民謡から文学へ
  第１編　東歌と防人歌（東の国々
  民謡の世界―万葉を支えるもの
  東歌の人々―東男と東女
  東歌の風物
  防人等の歌
  防人歌の風物
  家持と防人歌）
  第２編　東国万葉の跡を訪ねて（曝井
  真間の手児奈
  周淮の珠名
  阿倍の市道
  千曲川と碓氷峠
  三鴨山と阿蘇の河原
  多摩川と多摩の横山
  筑波山の裾辺を巡って
  相模万葉
  須佐の入江の歌）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  瀬古 確(セコ カタシ)
  １９０６年、愛知県南知多町に生まれる。１９３２年、九州大学国文学科を卒業後、建国大学助教授、熊本大学教授、フェリス女学院大学学長・教授を経て、同大学名誉教授。文学博士。勲三等瑞宝章

東歌と防人歌―東国万葉の跡を訪ねて [単行本] の商品スペック