中国現代教育思想史―朱永新中国教育文集〈2〉 [単行本]

中国現代教育思想史―朱永新中国教育文集〈2〉 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  歴代指導者の教育に対する考え方はどのようなものであったか、伝統的な教育思想をどのように転換し、また引き継いできたのか、外国の教育思想をいかに取り入れてきたのか、２１世紀の教育が進むべき道とは―中国の教育の発展を「教育思想」の面から辿る。

• 目次

  第1章　中国現代教育発展の歩み
  Ⅰ．現代教育の成果と問題
  Ⅱ．中国現代教育モデルの転換
  Ⅲ．現代教育発展の経験と教訓
  
  第2章　中国現代教育思想の変遷
  Ⅰ．創始期（1949～1956）
  Ⅱ．探究期（1957～1963）
  Ⅲ．混乱期（1964～1976）
  Ⅳ．再建期（1977～1990）
  Ⅴ．発展期（1991～　）
  
  第3章　共和国指導者の教育理想
  Ⅰ．革命的：毛沢東教育思想の重要なファクター
  Ⅱ．劉少奇と周恩来の教育の理想
  Ⅲ．現代化：鄧小平の教育理想
  Ⅳ．イノベーション：江沢民が追及する教育理想
  
  第4章　中国現代教育の基本理論
  Ⅰ．教育思想の整理と研究
  Ⅱ．社会主義教育理論の研究討議
  Ⅲ．教育の観点からの人の全面的な発達
  Ⅳ．教育の起源と本質についての学術論争
  Ⅴ．教育の産業化につての論争
  Ⅵ．教員とその専門性
  
  第5章　中国の現代教育思想
  Ⅰ．カリキュラム及び教育基本理論問題の探索
  Ⅱ．教育改革の理論研究
  Ⅲ．教学実験の理論的価値
  Ⅳ．海外教学理論の紹介と研究
  
  第6章　中国の現代道徳教育思想
  Ⅰ．道徳教育基本理論問題の模索
  Ⅱ．道徳教育改革の理論研究
  Ⅲ．道徳教育実践理論の確立
  Ⅳ．海外道徳教育理論の紹介と研究
  
  第7章　中国の現代教育心理思想
  Ⅰ．知識・知能・知能以外の三要素
  Ⅱ．受験教育から素養教育への転換
  Ⅲ．教育心理研究の理論と実践
  
  第8章　中国の現代教育改革理論の模索
  Ⅰ．教育改革の指導思想の変化
  Ⅱ．教育改革モデルの研究
  Ⅲ．教育改革の重点の理論的分析
  
  第9章　中国現代教育発展の戦略的研究
  Ⅰ．教育発展戦略の歴史的省察
  Ⅱ．教育発展の重点についての研究と論争
  Ⅲ．教育発展戦略運用の研究
  
  第10章　21世紀の中国教育科学
  Ⅰ．将来の課題と中国教育の発展傾向
  Ⅱ．中国教育発展のために解決すべき教育科学の課題
  Ⅲ．21世紀中国教育科学のグローバル化と本土化

• 内容紹介

  歴代指導者の教育に対する考え方はどのようなものであったか、伝統的な教育思想をどのように転換し、また引き継いできたのか、外国の教育思想をいかに取り入れてきたのかなど、中国の教育の発展を「教育思想」の面から辿る。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  朱 永新(シュ エイシン)
  １９５８年江蘇省生まれ。江蘇師範学院（現蘇州大学）、上海師範大学、同済大学、復旦大学で主に教育心理学を学ぶ。現在、全国人民代表大会常務委員、民進中央副主席、中国教育学会副会長、蘇州大学教授、博士生導師。中国新教育改革の発起人で、「中国教育６０年６人」（２００９年）、「改革開放３０周年“中国教育風雲人物”」（２００８年）、「中国改革十大新聞人物」（２００７年）、「中国十大教育英才」（２００６年）などに選出された。約２０年で、教育関係の論文４００篇以上、著書３０冊以上を発表
  
  王 智新(オウ チシン)
  １９５２年中国上海生まれ。教育学・植民地教育学専攻。上海外国語大学日本語・日本文化専攻卒。博士（教育学）。現在は日中料理文化大学教授。東アジア教育文化学会代表

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