吉川神道思想の研究―吉川惟足の神代巻解釈をめぐって [単行本]
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吉川神道思想の研究―吉川惟足の神代巻解釈をめぐって [単行本]

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出版社:ぺりかん社
販売開始日: 2013/03/06
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吉川神道思想の研究―吉川惟足の神代巻解釈をめぐって の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    中世と近世の端境期において、治道の究明を目指して幕藩体制下の武家社会に独自の神道理論を広めた吉川惟足(1616‐1694)―吉田神道の道統継承者にして吉川神道の提唱者であった惟足の思想を、信仰の拠としての神典(『日本書紀』神代巻)の役割と、神々と人とのつながりを媒介する詠歌の役割から解明し、神道の言葉化の一端を探る。
  • 目次

    序章
      一、本書の意義と各章を結ぶ吉川惟足の神代巻観
      二、本書の研究方法と研究史
      三、本書の構成と概要
    第一章 吉川惟足の『日本書紀』尊重論
      一、吉川惟足と神代巻
      二、神代巻講義の聞書
      三、惟足の『日本書紀』観
      四、古典解釈方法の問題点
      五、文献解釈と家伝墨守と神道信仰
    第二章 吉川惟足の混沌と未生已生論―神代巻冒頭の解釈について―
      一、神代巻冒頭
      二、国常立尊と理気
      三、混沌の理解
      四、太極の認識
      五、未生已生
      六、古典解釈の問題点
    第三章 吉川惟足の道統継承問題の再考察
      一、はじめに
      二、道統継承者
      三、隠岐流刑騒動
      四、寛文八年の策謀
      五、保科正之と神代巻
      六、寛文十二年の神代巻講義と返伝授の試み
      七、おわりに
    第四章 吉川惟足の葬祭論の一考察―保科正之の神葬祭をめぐって―
      一、はじめに
      二、吉川惟足と稲葉正則の攻防
      三、寺請制度下にある神道家神職の艱難
      四、神儒習合流葬祭
      五、古典に依拠する神葬祭の意義
      六、おわりに
    第五章 吉川惟足における神籬磐境の伝の要諦
      一、神籬磐境の伝とは
      二、神籬磐境の伝における君臣の道の解釈
      三、忠君に依拠する神籬磐境の伝解釈の問題点
      四、神道における封建的忠君思想の再考
      五、忠君を強調しない神籬磐境の伝解釈
      六、神籬磐境の伝と民
      七、おわりに
    第六章 吉川惟足の八雲神詠理解と詠歌に関する一考察
      一、立ち寄る陰
      二、吉田の花の下陰
      三、聞き書きから見える八雲神詠
      四、八雲詠歌と敬
      五、秘伝で語られた八雲詠歌
      六、呪術的歌の用例
      七、おわりに
    第七章 吉川惟足の神語の理解と解釈
      一、はじめに
      二、諾冉二神の神語と八雲神詠の神語
      三、神道の中の神語
      四、神語によせて
      五、おわりに
    第八章 吉川惟足と山崎闇斎の神代巻解釈の相違についての一考察
      一、門人らによる惟足と闇斎の評判
      二、土金の伝
      三、天人合一と天人唯一の相違
      四、古典伝承と形而上学的体系
    第九章 吉川惟足に見る中世と近世神道思想の端境期
      一、はじめに
      二、中世神道思想
      三、吉川惟足の混沌理解
      四、吉川惟足の国常立尊理解
      五、稲作農耕文化と民への至情
      六、近世新党思想
      七、道統継承者
    終章
      一、本書の成果
      二、今後の課題、問題点
    付録1 吉川視吾堂先生行状所収和歌百十三首抄
    付録2 塔沢紀行所収和歌三十二首抄
    付録3 木村定三選『吉川惟足詠歌百首抄』
    文献一覧
    あとがき
    索引
  • 出版社からのコメント

    吉田神道の道統継承者にして吉川神道の提唱者であった吉川惟足の思想を神典(『日本書紀』神代巻)と詠歌の役割から解明する。
  • 内容紹介

    中世と近世の端境期において、 治道の究明を目指して幕藩体制下の武家社会に独自の神道理論を広めた吉川惟足(1616-1694)。 吉田神道の道統継承者にして吉川神道の提唱者であった惟足の思想を、 信仰の拠としての神典(『日本書紀』神代巻) の役割と、神々と人とのつながりを媒介する詠歌の役割から解明し、 神道の言葉化の一端を探る。

    ●目次●
    序章
      本書の意義と各章を結ぶ吉川惟足の神代巻観
      本書の研究方法と研究史
      本書の構成と概要
    第一章 吉川惟足の『日本書紀』尊重論
      吉川惟足と神代巻
      神代巻講義の聞書
      惟足の『日本書紀』観
      古典解釈方法の問題点
      文献解釈と家伝墨守と神道信仰
    第二章 吉川惟足の混沌と未生已生論
      神代巻冒頭
      国常立尊と理気
      混沌の理解
      太極の認識
      未生已生
      古典解釈の問題点
    第三章 吉川惟足の道統継承問題の再考察
      道統継承者
      隠岐流刑騒動
      寛文八年の策謀
      保科正之と神代巻
      寛文十二年の神代巻講義と返伝授の試み
    第四章 吉川惟足の葬祭論の一考察―保科正之の神葬祭をめぐって―
      吉川惟足と稲葉正則の攻防
      寺請制度下にある神道家神職の艱難
      神儒習合流葬祭
      古典に依拠する神葬祭の意義
    第五章 吉川惟足における神籬磐境の伝の要諦
      神籬磐境の伝とは
      神籬磐境の伝における君臣の道の解釈
      忠君に依拠する神籬磐境の伝解釈の問題点
      神道における封建的忠君思想の再考
      忠君を強調しない神籬磐境の伝解釈
      神籬磐境の伝と民
    第六章 吉川惟足の八雲神詠理解と詠歌に関する一考察
      立ち寄る陰
      吉田の花の下陰
      聞き書きから見える八雲神詠
      八雲詠歌と敬
      秘伝で語られた八雲詠歌
      呪術的歌の用例
    第七章 吉川惟足の神語の理解と解釈
      諾冉二神の神語と八雲神詠の神語
      神道の中の神語
      神語によせて
    第八章 吉川惟足と山崎闇斎の神代巻解釈の相違についての一考察
      門人らによる惟足と闇斎の評判
      土金の伝
      天人合一と天人唯一の相違
      古典伝承と形而上学的体系
    第九章 吉川惟足に見る中世と近世神道思想の端境期
      中世神道思想
      吉川惟足の混沌理解
      吉川惟足の国常立尊理解
      稲作農耕文化と民への至情
      近世新党思想
      道統継承者
    終章
      本書の成果
      今後の課題、問題点
    付録1 吉川視吾堂先生行状所収和歌百十三首抄
    付録2 塔沢紀行所収和歌三十二首抄
    付録3 木村定三選『吉川惟足詠歌百首抄』
    文献一覧
    索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    徳橋 達典(トクハシ タツノリ)
    1964年、東京都生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程修了。博士(神道学)。現在、共同通信社ビジュアル報道局写真部次長。専攻―神道学・神道史
  • 著者について

    徳橋 達典 (トクハシ タツノリ)
    1964年、東京都生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程修了。博士(神道学・國學院大學)。共同通信社ビジュアル報道局写真部次長を経て、現在、今尾神社禰宜・國學院大學兼任講師・日本医療ビジネス大学校非常勤講師。
    専攻――神道学・神道史
    著書・論文――『吉川神道思想の研究 吉川惟足の神代巻解釈をめぐって』(ぺりかん社)、『日本書紀の祈り 多様性と寛容』(ぺりかん社)、『日本書紀の系譜 いのちとつながり』(ぺりかん社)、「吉川惟足の葬祭論の一考察―――保科正之の神葬祭をめぐって」(『神道宗教』193号)、「吉川惟足の神籬磐境の伝の要諦」(『神道宗教』219号)など。
    連載――「シリーズ 御祭神考」『あをがき(青垣)』(戸隠神社)。
    映画――黒澤明監督『夢』(ワーナー・ブラザース)で雅楽(楽箏)を演奏。

吉川神道思想の研究―吉川惟足の神代巻解釈をめぐって の商品スペック

商品仕様
出版社名:ぺりかん社
著者名:徳橋 達典(著)
発行年月日:2013/02/28
ISBN-10:4831513555
ISBN-13:9784831513557
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:302ページ
縦:22cm
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