戦艦大和 海魔砲撃篇(ワニ・ノベルズ) [新書]

戦艦大和 海魔砲撃篇(ワニ・ノベルズ) [新書] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  戦記ルポライター奥村明雄は一人の老人と出会った。元海軍中尉・戦艦大和の主砲旋回手だったというその老人から奥村は黄金仕立ての刀を持ち主にかえしてほしいと託された。それは戦艦大和とともに海に沈んだ伊藤整一の恩賜の日本刀であった。刀の袋からは茶色に変色した一通の手紙が出てきた。封筒の左肩には、『ヘル・ミツマサ・ヨナイ』とあり、右下にはあるナチスの高官の名が。手紙をもとに太平洋戦争の経過を調べ直すと、思いもかけない事実が…。１９４１年８月、日本海軍の潜水艦伊１５号と落ちあうはずのＵボートが、インド洋で姿を消した。残されたのは海面に漂う遺体。しかし、その遺体には首もなければ、四肢もなく、強烈な生臭い刺激臭があった…。アメリカと戦う日本海軍に、深海から恐るべき影が忍びよる。

戦艦大和 海魔砲撃篇(ワニ・ノベルズ) [新書] の商品スペック