時を呼ぶ声(学研M文庫) [文庫]

時を呼ぶ声(学研M文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  昭和二十年、あの年の夏の空は異常に青かった―。一夜にして街を全焼させた空襲の美しさ。恋い焦がれた陛下との対面の刹那。軍人だった父の晩年の想い出。浴びるように観た洋画と戦後流行歌への感傷。そして、文学への初恋と夭折への誘惑。何かを見失ったあの日、あの時代、多感な少年が感じていたこととは…。作家・久世光彦が自らの原風景をつづる、珠玉の自伝的エッセイ集。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  １　転校生
  ２　天皇
  ３　エロール・フリンの口髭
  ４　赤き蒸汽の…
  ５　あんたとあたいのブルース
  ６　夭折の季節
  ７　しろがねの…
  ８　五十年
  ９　曲がり角
  １０　さらば夏の光よ

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  久世 光彦(クゼ テルヒコ)
  １９３５年、東京生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業。演出家、作家。テレビドラマ『時間ですよ』など多くのヒット作を生みだし、’９２年『女正月』で芸術選奨文部大臣賞を受賞。’９３年『蝶とヒットラー』でＢｕｎｋａｍｕｒａドゥマゴ文学賞、’９４年『一九三四年冬―乱歩』で山本周五郎賞、’９７年『聖なる春』で芸術選奨文部大臣賞、２００１年『蕭々館日録』で泉鏡花賞受賞。’９８年紫綬褒章受章

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