「ODA」再考(PHP新書) [新書]

「ODA」再考(PHP新書) [新書] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  年間、一兆数千億円を超える日本のＯＤＡ（政府開発援助）支出。不況と財政赤字に苦しむ国が、なぜこれほどの公的資金をつぎこむのか。認知も感謝もされていない、総計三兆円超の対中ＯＤＡ。貧しき村へは届かない援助。一党独裁国家・腐敗政権への資金供与…。本書では、中国、ベトナムを例に疑惑と矛盾だらけの実態をレポート。同時に、こうした結果を導く、日本の特異な対外援助システムを指摘。「法の整備」「要請主義の廃止」「支出半減」など具体的な提言を通して、ＯＤＡの意義を根本から問い糾す。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  プロローグ　ＯＤＡショック
  第１部　アメリカのＯＤＡ戦略（自国民の利益のために
  戦後アメリカのヨーロッパ復興援助　ほか）
  第２部　「ＯＤＡ超大国」日本の実態（被援助国から援助国へ
  バブルＯＤＡ　ほか）
  第３部　実例・疑惑と矛盾のＯＤＡ（矛盾だらけの対中ＯＤＡ
  中国へのＯＤＡ供与は必要なのか　ほか）
  第４部　ＯＤＡ再考（対中ＯＤＡゼロ・ベース予算の提唱
  ＯＤＡ外交の虚実　ほか）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  古森 義久(コモリ ヨシヒサ)
  １９４１年東京生まれ。慶応義塾大学卒業後、ワシントン大学院留学を経て、毎日新聞社会部記者、サイゴン・ワシントン両特派員、政治部編集委員を歴任。１９８７年に産経新聞社に移り、ロンドン・ワシントン両支局長、初代中国総局長を経て、２０００年１２月からワシントン駐在編集特別委員。１９８１～８２年、米国カーネギー財団国際平和研究所上級研究員

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