会計制度の統合戦略―EUとドイツの会計現代化 [単行本]

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会計制度の統合戦略―EUとドイツの会計現代化 [単行本]

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出版社:森山書店
販売開始日: 2005/07/14
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会計制度の統合戦略―EUとドイツの会計現代化 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    序 章 EUの会計統合戦略
    ―問題の所在―
    はじめに
    第1節 各国政府規制による資本市場統合の未完成
    第2節 資本市場統合の未完成と域内会計実務の不統一
    第1章 EUの金融市場統合t会計戦略
    はじめに
    第1節 会計国際化の背景
    ―企業と投資の国際化―
    第2節 欧州金融市場統合の行動大綱
    第3節 中間総括
    ―行動大綱における会計現代化構想―
    第4節 欧州金融市場統合の行動計画
    第5節 結論
    ―証券市場政策が要請するEU会計の現代化―
    おわりに
    ―証券市場統合を支援する欧州会計機構―
    第2章 EUにおける会計2005年問題
    はじめに
    第1節 EUにおける会社会計法調和化
    第2節 EUにおける証券取引開示規制
    第3節 会計監査の品質改善
    おわりに
    第3章 EU指令・命令のドイツ会計法への転換
    ―会計法改革法の制定―
    はじめに
    第1節 IAS適用命令と連邦政府のIAS導入案
    第2節 BilReGにおけるIAS適用命令への対応
    第3節 BilReGによるEU指令の転換
    おわりに
    第4章 「正規の簿記の諸原則」二元化論
    はじめに
    第1節 バイセの二元的規範システム論
    第2節 ベェトゲ連結会計論におけるGoB二元化論
    第3節 バルヴィーザーの情報GoB論
    おわりに
    第5章 ドイツ会計基準委員会の設置と国家の規制責任
    ―ブライデンバッハとベアベリッヒの所説―
    はじめに
    第1節 ブライデンバッハの「会計規範設定プロセスの発展可能性」
    第2節 ベアベリッヒの「憲法に合致した社会的な自主的統制」
    おわりに
    第6章 ドイツの概念フレームワーク公開草案
    はじめに
    ―ドイツにおける概念フレームワーク草案―
    第1節 ドイツ概念フレームワーク草案の理論構造
    第2節 ドイツ「概念フレームワーク」草案の意義
    ―むすびにかえて―
    索引
  • 出版社からのコメント

    近年のドイツ会計制度の動向を分析し、EUのIAS/IFRS適用がドイツ商法会計に及ぼす影響について明らかにする。
  • 内容紹介

     本書は、2005年に完了する欧州金融市場統合計画を支える欧州会計制度の改革行動に加盟国ドイツが組入れられたことを機縁に、ドイツ商法会計における戦略的な二元的対応を明らかにしたものである。本書の構成と各章の概要は以下のとおりである。
     序章と第1章では、EUがIAS/IFRSを適用するに至った経済社会的な原因を分析すると同時に、2005年の金融市場完全統合を支えるIAS/IFRSの適用と欧州会計制度の改革プランにドイツ会計が組入れられたことを契機に、ドイツ商法会計が取り組んだ戦略的な二元的対応が明らかにされている。
     第2章では、EU会計をめぐるいわゆる2005年問題が分析されている。世界に先駆けてIAS/IFRSを承認し導入したEUが日本およびカナダをはじめ欧州以外の国から参入した域内証券市場に上場する企業の決算書と、IAS/IFRSとの適合性について、EU委員会・欧州証券規制当局委員会(CESR)による検証・審査を開始しており、EUによるIAS/IFRSの適用をめぐって生じた会計上の問題とその意義が明らかにされている。
     第3章では、ドイツの「会計法改革法」が分析され、加盟国に対する「IAS適用命令」、3つの欧州会計指令(公正価値指令、会計現代化指令、規模基準値修正指令)のドイツ会計法への転換の意義が明らかにされている。
     第4章では、ドイツ商法会計の一般規範たる正規の簿記の諸原則(GoB)について、最新の3つの代表的な学説(バイセ、ベェトゲ、バルヴィーザー)が分析される。
     第5章では、民間基準設定機関により設定された会計基準をドイツ商法体系に組入れる場合に、ドイツ連邦議会により制定される法律規範と私的機関による会計基準との混合的法体系が生じる結果、私的機関による会計基準が法律規範として容認されるか否かが国家主権・議会制民主主義の大原則から問題になる。この場合、国家・行政機関が会計基準に国家による支持と権威を付与するならば、民間機関により設定された会計基準は法的規範の枠組みに含まれるという論点について2つの学説が分析され、その会計的意義が明らかにされている。
     第6章では、金融市場統合を支えるドイツ基準設定審議会による「概念フレームワーク公開草案」が分析され、ドイツ会計とIAS/IFRSとの調和化を目指す背景と意義が明らかにされている。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    川口 八洲雄(カワグチ ヤスオ)
    1941年山梨県に生まれる。1969年大阪市立大学大学院修士課程修了。大阪産業大学経営学部教授
  • 著者について

    川口八洲雄 (カワグチ ヤスオ)
    川口八洲雄(かわぐちやすお)
    1941年 山梨県に生まれる
    1969年 大阪市立大学大学院修士課程修了
    現 在 大阪産業大学経営学部教授

    佐藤誠二 (サトウセイジ)
    佐藤誠二(さとうせいじ)
    静岡大学副学長・理事

    稲見亨 (イナミトオル)
    稲見亨(いなみとおる)
    西南学院大学教授

    佐藤博明 (サトウヒロアキ)
    佐藤博明(さとうひろあき)
    静岡大学名誉教授

    木下勝一 (キノシタカツイチ)
    木下勝一(きのしたかついち)
    新潟大学教授

会計制度の統合戦略―EUとドイツの会計現代化 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:森山書店
著者名:川口 八洲雄(編著)
発行年月日:2005/07/15
ISBN-10:4839420114
ISBN-13:9784839420116
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:経営
ページ数:206ページ
縦:22cm
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