M&Aと株主価値―Does M&A pay? [単行本]

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M&Aと株主価値―Does M&A pay? [単行本]

価格:¥3,300(税込)
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出版社:森山書店
販売開始日: 2010/11/26
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M&Aと株主価値―Does M&A pay? [単行本] の 商品概要

  • 目次

    序章 本書の問題意識
    第1章 M&Aの概念と展開
    1 はじめに
    2 M&Aの概念
    3 M&Aの歴史
    4 M&Aの動向
    5 むすび
    第2章 M&Aの動機と理論
    1 はじめに
    2 動機と理論の体系
    3 シナジー理論
    4 経営者の傲慢理論
    5 むすび
    第3章 M&Aの株価効果―これまでの研究―
    1 はじめに
    2 シナジー理論とCAR
    2-1 米国のCAR研究
    2-2 国内のCAR研究
    3 経営者の傲慢理論と価値移転仮設
    3-1 経営者の傲慢理論と価値移転仮設の関係
    3-2 合併・買収プレミアムの研究
    4 合併と買収
    4-1 薄井(2001)の研究
    4-2 松尾・山本(2006)の研究
    5 むすび
    第4章 M&A情報の公開と株価―CARをもちいて―
    1 はじめに
    2 リサーチ・デザイン
    3 CARをもちいた検証
    4 加重CARと合併・買収プレミアムによる検証
    5 むすび
    第5章 M&Aと財務業績―これまでの研究―
    1 はじめに
    2 財務比率の検証
    2-1 Ravenscraft and Scherer(1987)の研究
    2-2 Yeh and Hoshino(2002)の研究
    2-3 青木(2005)の研究
    3 キャッシュフローに対する影響
    3-1 Seth(1990)の研究
    3-2 Healy, Palepu, Ruback(1992)の研究
    3-3 Ghosh(2001)の研究
    4 CARとキャッシュフローの接合
    4-1 Healy, Palepu, Ruback(1992)の研究
    4-2 薄井(2001)の研究
    5 むすび
    第6章 M&Aがもたらす長期的財務効果
    ―PBRをもちいて―
    1 はじめに
    2 リサーチ・デザイン
    3 PBRをもちいた検証
    4 PBRのベンチマークとROAによる検証
    5 むすび
    第7章 M&Aにみるひとつのドラマ
    ―半導体メーカーA社によるランプメーカーB社の買収開発―
    1 はじめに
    2 技術的イノベーションと買収開発の決断
    3 買収開発後の躍進
    4 株主価値の観測
    5 むすび
    第8章 M&Aが株主価値に与える影響
    1 はじめに
    2 本書の要約
    3 本研究の発見事項
    4 本研究の限界
    5 むすび
    図表
    参考文献
    索引
  • 出版社からのコメント

    M&Aはどのような経済的シナジー効果を与えるか、実証研究の視点から明らかにする。
  • 内容紹介

     市場では毎日のようにM&Aが繰り広げられている。しかしながら、はたしてM&Aに経済的シナジー効果はあるのであろうか。この疑問は古くから経営学の中で議論がなされてきた。ところが、この問いに対しての明確な解は存在していない。学説上では長い間、M&Aにシナジー効果があるというシナジー理論と、M&Aは買い手企業の価値がターゲット企業へ移転するだけとする経営者の傲慢理論が対峙している。
     本書はこの問題を探求するために、M&Aが買い手企業およびターゲット企業にどのような経済的シナジー効果を与えるかについて、実証研究の視点から明らかにしたものである。M&Aの経済的シナジー効果の検証は、M&Aが株主価値へ与える影響を測定することで可能となり、株主価値はいくつかの評価モデルにより測定される。測定結果はM&Aのシナジー理論と経営者の傲慢理論によって考察される。
     従前からM&Aの経済的シナジー効果に関する研究は、合併取引もしくは買収取引、買い手企業またはターゲット企業、短期間もしくは長期間の効果分析、いずれか一方向からの検証がほとんどである。しかしながら合併取引と買収取引、買い手企業およびターゲット企業、短期間と長期間、それぞれ多角的な観点から検証をした場合、どのような結果が得られるのであろうか。この問題意識について、これまでの研究では何ら示されていない。
     M&Aの経済的シナジー効果に関する研究は、より多角的な視点から考察されるべきである。本書の特長は、これまでの研究における検証方法の問題点を補完するため、合併と買収、買い手企業およびターゲット企業、短期的効果と長期的効果、それぞれの視点からM&Aが株主価値に与える影響を検証していることである。さらに実証結果をM&Aのシナジー理論と経営者の傲慢理論という、対立する二つの理論から検証している点は他に類をみない。
     本書では長期的な検証の結果から、M&Aに強い経済的シナジー効果があることが確認された。ただし短期的な買収取引においては、買い手企業からターゲット企業へ価値の移転が確認された。つまり長期的に見ればM&Aのシナジー理論が実証されたが、短期的には経営者の傲慢理論が見いだされる場合もあるということになる。M&Aの経済的シナジー理論の存在を認めたうえで、経営者の傲慢理論もM&Aのひとつの特質といえるのである。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    石井 宏宗(イシイ ヒロムネ)
    東京都出身。1996年3月青山学院大学経済学部卒業。2004年3月明治大学大学院経営学研究科博士前期課程修了。2010年3月明治大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。明治大学より、博士(経営学)の学位を授与される。現・サンシングループ代表(サンシン電気株式会社代表取締役C.E.O.他6社のC.E.O.)。現・明海大学不動産学部非常勤講師(会計学)。専攻は管理会計論
  • 著者について

    石井宏宗 (イシイ ヒロムネ)
    石井宏宗(いしいひろむね)
    東京都出身
    1996年3月 青山学院大学経済学部卒業
    2004年3月 明治大学大学院経営学研究科博士前期課程修了
    2010年3月 明治大学大学院経営学研究科博士後期課程修了
          明治大学より、博士(経営学)の学位を授与される
    現・サンシングループ代表(サンシン電気株式会社 代表取締役C.E.O. 他6社のC.E.O.)
    現・明海大学不動産学部非常勤講師

M&Aと株主価値―Does M&A pay? [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:森山書店
著者名:石井 宏宗(著)
発行年月日:2010/11/15
ISBN-10:483942103X
ISBN-13:9784839421038
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:経営
ページ数:177ページ
縦:22cm
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