闘う社会的企業―コミュニティ・エンパワーメントの担い手 [単行本]
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闘う社会的企業―コミュニティ・エンパワーメントの担い手 [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2013/03/15
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闘う社会的企業―コミュニティ・エンパワーメントの担い手 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    社会的企業はヒーローか?市場と制度のはざまで苦闘する“等身大”の姿に光を当て、変革を企てる原点に立ち返る。
  • 目次

    はじめに

    序章 ハイブリッド組織としての社会的企業
     第1節 日本社会における社会的企業への注目と概念上の混乱
     第2節 社会的企業の本質はハイブリッド性
     第3節 社会的企業が直面している危機は何か
     第4節 日本における社会的企業の実証研究

    第1章 社会的企業概念はどのように捉えられてきたか
     第1節 日本において「社会的企業」が受容された文脈
     第2節 米国の社会的企業論
     第3節 EMESネットワークによる社会的企業論
     第4節 日本における「社会的企業」概念の導入状況

    第2章 企業サイド・アプローチの批判的検討
     第1節 社会的企業における事業(ビジネス)の意味は何か
     第2節 企業サイド・アプローチの批判的検討(1)社会的企業の対象設定
     第3節 社会的企業の説明方法に関する問題

    第3章 ハイブリッド構造としての社会的企業
     第1節 政府・市場・コミュニティの肯定的媒介としての社会的企業
     第2節 組織構造としてのハイブリッド性――理念型としてのハイブリッド構造
     第3節 ハイブリッド構造の持つ意味――コミュニティ・エンパワーメント
     第4節 コミュニティ・エンパワーメントとハイブリッド構造

    第4章 ハイブリッド構造を可能にするために――欧州WISEの実態から見えてきた理論的課題
     第1節 不安定なハイブリッド構造
     第2節 ハイブリッド構造を脅かす要因――欧州WISEと積極的労働市場政策の関係
     第3節 WISEの抵抗戦略(1)組織経営レベルでの課題
     第4節 WISEの抵抗戦略(2)組織環境上の課題

    第5章 サード・セクターと政府セクターの協働――日英の政策動向とアカウンタビリティ
     第1節 日英におけるサード・セクターの現状――新しい公共とビッグ・ソサエティ
     第2節 英国ビッグ・ソサエティ政策とそのインパクト
     第3節 サード・セクター政策をめぐる政党間の同質性と異質性
     第4節 アカウンタビリティをめぐる政府-サード・セクターの闘争

    第6章 日本におけるWISEの実態――ワーカーズ・コレクティブ調査から見るWISEの分析枠組みと制度・政策
     第1節 日本におけるWISE研究
     第2節 ワーカーズ・コレクティブのWISEとしての位置づけ
     第3節 首都圏ワーカーズ・コレクティブのケース・スタディ
     第4節 ワーカーズ・コレクティブがWISEとしての発展を遂げるための条件

    第7章 困難を抱える人たちとの共働をめざして――現場レポート(1)
     第1節 困難を抱える人たちとの共働の契機
     第2節 協会のコーディネートによるワーカーズ・コレクティブでの実習
     第3節 ワーカーズ・コレクティブによる実習から次の展開へ
     第4節 これまでの活動・事業の点検と今後にむけて
     第5節 私たちに課せられたテーマ

    第8章 労働者協同組合の展開過程と今日的特徴
     第1節 労働者(生産者)協同組合誕生の背景とレイドロー報告
     第2節 労働者協同組合の歴史的展開過程
     第3節 労働者協同組合実践の今日的到達点と特徴
     第4節 労働者協同組合(社会的企業)の実践的枠組みと協同労働の課題

    第9章 社会的企業としての労働者協同組合――労協調査から見る日本のWISEの実態と特質
     第1節 労働者協同組合調査の実施
     第2節 労協の展開過程
     第3節 WISEとしての労協の特徴
     第4節 WISEとしての労協の課題

    第10章 社会的企業が提起する正統的周辺参加アプローチ――ワークフェア型社会的包摂を超えて
     第1節 課題と方法
     第2節 「正統的周辺参加」
     第3節 労協若者自立塾――労働者協同組合による若者自立支援の取り組み
     第4節 当事者にとっての若者自立支援事業(自立塾)の意味――関係性の回復
     第5節 若者自立塾が提起する正統的周辺参加
     第6節 「自立塾」後の移行問題と正統的周辺参加の課題
     第7節 社会的包摂への正統的周辺参加アプローチ構築にむけて

    第11章 共に働くことを促進する法制度の必要性――現場レポート(2)
     第1節 ワーカーズ協同組合法
     第2節 社会的事業所促進法
     第3節 法制化で目指す社会
     第4節 韓国から学ぶ法制化のあり方

    終章 日本の社会的企業の展望と政府セクターとのパートナーシップ
     第1節 社会的企業概念の曖昧性
     第2節 社会的企業の分析枠組み
     第3節 政府セクターとのパートナーシップの意義と課題
     第4節 持続可能なパートナーシップのあり方

    おわりに
    事項索引
    人名索引
    執筆者紹介
  • 内容紹介

    社会的企業はヒーローか? 従来の市場主義的な社会的企業観に隠されていた、現実の中で苦闘する“等身大”の社会的企業を描き出す。

    素晴らしいアイデアで社会問題を解決してくれる万能の社会的企業は、存在しうるのか? 本書は、都合の良い言説のみ流布され実証研究がなかった社会的企業について、精緻な理論分析と実態調査を重ね、社会的企業を支える制度的基盤の弱さを照射。日本で社会的企業を発展させる為の実践的課題を提示する。真の社会的企業論いよいよ誕生!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    藤井 敦史(フジイ アツシ)
    立教大学コミュニティ福祉学部教授(NPO論・社会学)。東京大学大学院人文社会系研究科社会文化研究専攻社会学専門分野後期博士課程中退、東北大学大学院経済学研究科助教授等を経て現職。2012年度イースト・ロンドン大学客員研究員

    原田 晃樹(ハラダ コウキ)
    立教大学コミュニティ福祉学部准教授(地方自治・行政学)。立教大学ボランティアセンター長(2011・12年度)、2013年度英国バーミンガム大学客員研究員。中央大学法学部卒、四日市大学総合政策学部講師・助教授等を経て現職

    大高 研道(オオタカ ケンドウ)
    聖学院大学政治経済学部教授(社会教育論・社会的企業論)。北海道大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学、英国アルスター大学大学院博士課程修了(Ph.D.)、弘前学院大学助教授等を経て現職
  • 著者について

    藤井 敦史 (フジイ アツシ)
    立教大学コミュニティ福祉学部教授(NPO論・社会学)
    東京大学大学院人文社会系研究科社会文化研究専攻社会学専門分野後期博士課程中退、東北大学大学院経済学研究科助教授等を経て現職。2012年度イースト・ロンドン大学客員研究員。
    主な著書に、『社会理論と社会システム(MINERVA社会福祉士養成テキストブック22)』(共著、ミネルヴァ書房)、『NPO再構築への道―パートナーシップを支える仕組み』(共著、勁草書房)。(2013年3月現在)

    原田 晃樹 (ハラダ コウキ)
    立教大学コミュニティ福祉学部准教授(地方自治・行政学)、立教大学ボランティアセンター長(2011・12年度)、2013年度英国バーミンガム大学客員研究員。
    中央大学法学部卒、四日市大学総合政策学部講師・助教授等を経て現職。
    主な著書に、『生のリアリティと福祉教育』(共著、誠信書房)、『自治体の創造と市町村合併』(共著、第一法規)、『NPO再構築への道―パートナーシップを支える仕組み』(共著、勁草書房)。(2013年3月現在)

    大高 研道 (オオタカ ケンドウ)
    聖学院大学政治経済学部教授(社会教育論・社会的企業論)。
    北海道大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学、英国アルスター大学大学院博士課程修了(Ph.D.)、弘前学院大学助教授等を経て現職。
    主な著書に、『排除型社会と生涯教育―日英韓の基礎構造分析』(共著、北海道大学出版会)、『犯罪者の立ち直りと犯罪者処遇のパラダイムシフト』(共著、現代人文社)など。

闘う社会的企業―コミュニティ・エンパワーメントの担い手 の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:藤井 敦史(編)/原田 晃樹(編)/大高 研道(編)
発行年月日:2013/03/20
ISBN-10:4326602511
ISBN-13:9784326602513
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:361ページ
縦:22cm
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