日米関係と沖縄1945-1972 [単行本]

販売休止中です

    • 日米関係と沖縄1945-1972 [単行本]

    • ¥10,780324 ゴールドポイント(3%還元)
100000009001805945

日米関係と沖縄1945-1972 [単行本]

価格:¥10,780(税込)
ゴールドポイント:324 ゴールドポイント(3%還元)(¥324相当)
フォーマット:
日本全国配達料金無料
出版社:岩波書店
販売開始日: 2000/12/20
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

日米関係と沖縄1945-1972 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書は、最近解禁された米国の一次史料を使って、米軍が沖縄を占領した1945年から1972年までの「日米関係と沖縄」を再検討したものである。米日琉三者それぞれの性格や役割を検討し、戦後の時期区分を行い、その中でそれぞれがどういう役割を果たしたかを考えた。その上で、実際の史料を踏まえてこの役割を検証している。
  • 目次

    序文

    1 三者の相互作用

    2 時期区分

    3 本書の構成

    第1章 米国軍部による排他的統治

    1 米軍政府による統治

    1) 「カルドウェル計画」

    2) 奄美大島への軍政の拡大

    2 「ケナンの論理」

    1) 国務省の平和条約草案とその批判

    2) ケナン訪日とマッカーサー

    3)「ケナンの論理」

    3 「限定的」自治政府の設置

    第2章 平和条約第3条と潜在主権

    1 軍部と国務省の対立

    2 ダレス任命と朝鮮戦争

    3 中国の介入と平和条約

    4 琉球政府の設立――統治方式の継続

    第3章 奄美返還と1954年の民事指令

    1 背景

    l) 平和条約第3条の実施問題

    2) リジュウェイの沖縄施政権返還提案

    2 国務省と軍部の論争

    3 奄美返還の決定

    4 基本法の制定問題と民事指令の改訂

    l) 基本法の制定問題

    2) 民事指令の改訂

    第4章 強硬政策

    1 復帰運動に対する弾圧

    l) 天願事件

    2) 立法院議長選出問題

    3) 防共法制定の試み

    4) 人民党事件

    2 軍用地問題

    1) ニュールック政策

    2) 沖縄基地の近代化

    3) 軍用地の強制収用

    3 「赤い」那覇市長

    4 「民連ブーム」

    5 基本法と大統領行政命令

    1) 太平洋における米軍の指揮系統の変更

    2) 基本法と大統領行政命令

    第5章 沖縄統治の「正常化」

    1 「飛び地」分離返還の検討

    l) 国務省と国防省の意見対立

    2) 第4回立法院議員選挙

    3) 「飛び地」分離返還論

    4) 政治顧問の新設

    2 軍用地問題の解決

    3 通貨切り替え

    1) 金融調査団報告

    2) 国務省と陸軍省の討議

    3) アイゼンハワー大統領の介入

    4 日米の経済・技術援助

    l) 本土政府の技術援助

    2) プライス援助法の制定

    5 保守勢力の復活

    1) 「民連ブーム」の衰退

    2) 主席任命の「第一党方式」

    6 安保闘争と沖縄

    第6章 ケネディ新政策

    1 ケネディ新政策

    1) 池田・ケネディ会談

    2) ケイセン調査団

    3) ケネディ政策

    2 ケネディ政策の実施問題

    l) 大統領行政命令の改正

    2) 日米援助に関する協定の制定

    第7章 返還交渉に向けて

    1 沖縄の政治状況

    l) 統治政策の軌道修正と保守派の再統合

    2) 沖縄の反発

    2 佐藤首相の登場

    l) 佐藤・ジョンソン会談

    2) 佐藤首相の沖縄訪問

    3) 沖縄問題懇談会

    3 米国側の動き

    1) ライシャワー提案

    2) 琉球作業班の設置

    3) 省間グループと琉球作業班の討議

    4 第二次佐藤・ジョンソン会談

    l) 日本の施政権返還要求と米国側の対応

    2) 三木外相の渡米(1967年9月)

    3) 佐藤訪米

    第8章 沖縄返還交渉

    1 沖縄の政治状況――主席公選

    2 二・四ゼネスト

    3交渉の予備作業

    1) ニクソン・ドクトリン

    2) NSSM5――対日政策

    3) NSDM13(国家安全保障決定覚書第13号)

    4) 第一回愛知・ロジャーズ会談

    5) 沖縄返還交渉の基本戦略

    4 本格的交渉

    1) 愛知・マイヤー会談

    2) 日米貿易経済合同委員会

    3) 8月-9月の交渉(第二回愛知・ロジャーズ会談)

    4) 最終交渉

    5) 首脳会談

    6)「密約」は必要であったか

    5 日本による沖縄防衛引き受け

    1) 防衛引き受けのガイドライン

    2)沖縄基地の評価と合意

    6 経済・財政取り決め

    1) 福田・ケネディ会談(フェアフィールド・ファーム会談)

    2) 東京交渉(10月20日-25日)

    3) 了解覚書(11月10日)

    4) 移設費,その他の費用(2億ドル)の内容

    終章 結語

    1 要約

    l) 米国の排他的統治(1945-57年)

    2) 統治の「正常化」の試み(1958-64年)

    3) 復帰に向けて(1964-68年)

    4) 沖縄返還交渉(1969-72年)

    2 教訓

    補論――普天間飛行場返還合意の政治過程

    1 「ナイ・イニシアティブ」

    2 普天間飛行場返還合意

    1) 作業班の設置

    2) サンタモニカ首脳会談

    3) 基本方針の決定

    4) 東京での合意(橋本・モンデール交渉)

    3 おわりに

    あとがき
  • 出版社からのコメント

    膨大な1次史料を駆使した「通史」「総論」

日米関係と沖縄1945-1972 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:宮里 政玄(著)
発行年月日:2000/12/18
ISBN-10:4000017640
ISBN-13:9784000017640
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本歴史
ページ数:384ページ
縦:22cm
他の岩波書店の書籍を探す

    岩波書店 日米関係と沖縄1945-1972 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!