計算困難問題に対するアルゴリズム理論―組合せ最適化・ランダマイゼーション・近似・ヒューリスティクス [単行本]

計算困難問題に対するアルゴリズム理論―組合せ最適化・ランダマイゼーション・近似・ヒューリスティクス の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  計算困難問題とは、解き方はわかっているが現在の計算機では計算に時間がかかり過ぎて解けないと思われている問題のことである。本書は、この計算困難問題に対するアルゴリズムの設計に焦点をしぼり、問題を攻略するための主要な可能性を系統的に説明し、結びつけ、かつ比較した教科書である。本書は、アーヘン工科大学で著書が行った講義をもとにして著されたものであり、「単純さ」や「わかりやすさ」を信条として、できる限り単純な数学だけを用い、豊富な題材について具体的に記述している。計算困難問題、組合せ最適化、近似アルゴリズム、確率的アルゴリズム、離散数学、コンピュータ・サイエンスに興味のある学生、研究者、エンジニアに薦められる１冊である。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  第１章　序論
  第２章　初歩的な基礎
  第３章　決定性アプローチ
  第４章　近似アルゴリズム
  第５章　乱択アルゴリズム
  第６章　ヒューリスティクス
  第７章　困難問題を解くためのガイド

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  ホロムコヴィッチ,J.(ホロムコヴィッチ,J.／Hromkovic,Juraj)
  Ｓｗｉｓｓ　Ｆｅｄｅｒａｌ　Ｉｎｓｔｉｔｕｔｅ　ｏｆ　Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ，ＥＴＨ　Ｚ¨ｕｒｉｃｈ，Ｄｅｐａｒｔｍｅｎｔ　ｏｆ　Ｃｏｍｐｕｔｅｒ　Ｓｃｉｅｎｃｅ，ＥＴＨ　Ｚｅｎｔｒｕｍ，　ＣＡＢ　Ｆ１６，Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔ¨ａｔｓｔｒａｓｓｅ６，ＣＨ‐８０９２　Ｚ¨ｕｒｉｃｈ．１９５８年、チェコスロヴァキアのブラティスラヴァに生まれる。１９８６年、Ｃｏｍｅｎｉｕｓ大学でＢ．ＲｏｖａｎとＥ．Ｔｏｍａｎの指導を受け、博士号を取得。Ｃｏｍｅｎｉｕｓ大学、ＲＷＴＨ　Ａａｃｈｅｎなどで教授職を歴任し、現在、スイス連邦工科大学チューリッヒ校計算機科学科教授
  
  和田 幸一(ワダ コウイチ)
  大阪大学大学院基礎工学研究科博士後期課程修了。名古屋工業大学大学院教授。工学博士。専門は計算機科学
  
  増澤 利光(マスザワ トシミツ)
  大阪大学大学院基礎工学研究科博士後期課程修了。大阪大学大学院情報科学研究科教授。工学博士。専門は分散アルゴリズム
  
  元木 光雄(モトキ ミツオ)
  東京工業大学大学院情報理工学研究科数理・計算科学専攻博士後期課程修了。北陸先端科学技術大学院大学助手。博士（理学）。専門は計算量理論、アルゴリズム理論

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