眼の奥に突き立てられた言葉の銛―目取真俊の"文学"と沖縄戦の記憶 [単行本]

眼の奥に突き立てられた言葉の銛―目取真俊の"文学"と沖縄戦の記憶 の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  沖縄出身の作家・目取真俊の初期短編小説から最近の長編である『眼の奥の森』までにいたる諸作品の「社会批評的読解」という新たな試み。文化社会学者が見た目取真文学と沖縄戦。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  序　目取真俊を読むということ―コンタクトゾーンの“文学”
  第１章　雛の一撃―初期短編小説作品における“弱さ”の反転
  第２章　寓話的悪意―『水滴』『魂込め』における沖縄戦の記憶の形象
  第３章　顔のない記憶―『伝令兵』を読むということ
  第４章　輻輳する記憶―『眼の奥の森』における“ヴィジョン”の獲得と“声”の回帰

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  鈴木 智之(スズキ トモユキ)
  １９６２年、東京都生まれ。法政大学社会学部教授

眼の奥に突き立てられた言葉の銛―目取真俊の"文学"と沖縄戦の記憶 の商品スペック