近代フランスの事件簿―犯罪・文学・社会 [単行本]

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    • 近代フランスの事件簿―犯罪・文学・社会 [単行本]

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近代フランスの事件簿―犯罪・文学・社会 [単行本]

販売終了時の価格: ¥2,484(税込)
出版社:淡交社
販売開始日: 2000/09/27(販売終了商品)
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近代フランスの事件簿―犯罪・文学・社会 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ヒ素による夫殺し(ラファルジュ事件)の裁判は、毒物鑑定をめぐって混迷し、真相が謎のまま美貌の妻マリーに有罪の判決がくだった。終身刑に処せられたマリーは、特赦で釈放された直後に世を去るが、事件の物語性は、新聞の三面記事を賑わしただけでなく、文学界をも刺激し、無名時代のゾラによって『テレーズ・ラカン』が生まれる。このほか、上流階級のスキャンダル(フララン事件)と『ボヴァリー夫人』、一家八人を手にかけた若き殺人鬼(トロップマン事件)と大衆紙『プチ・ジュルナル』の人気、暗躍するアパッシュと怪盗小説のヒーロー、アルセーヌ・ルパンの登場など、実在の事件と文学・ジャーナリズムの密接で危険な関係を、当時の裁判記録や担当刑事の回想録、新聞記事や文学作品を通して明らかにする。犯罪は文学を刺激し、虚実錯綜した創作の世界が、またさらなる犯罪を挑発する。現代社会にオーバーラップする問題を、詳細な資料と知的推理で読み解く話題の一冊。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    第1章 夫を殺した女たち
    第2章 情痴事件のスキャンダル
    第3章 殺人事件と大衆ジャーナリズム
    第4章 闇のベル・エポック
    第5章 犯罪と文学

近代フランスの事件簿―犯罪・文学・社会 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:淡交社 ※出版地:京都
著者名:小倉 孝誠(著)
発行年月日:2000/10/01
ISBN-10:4473017672
ISBN-13:9784473017673
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国文学小説
ページ数:271ページ ※265,6P
縦:20cm
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