世紀末中国のかわら版―絵入新聞「点石斎画報」の世界(Fukutake Books〈4〉) [全集叢書]

世紀末中国のかわら版―絵入新聞「点石斎画報」の世界(Fukutake Books〈4〉) の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  『点石斎画報』は、今から約百年前上海で創刊された石版印刷の画報である。現代の写真週刊誌の先駆といえようか。さて、１８８４年創刊以来、『点石斎画報』に１３年間にわたって描かれた絵は、四千数百点に及ぶ。この膨大な絵の中に、清末人たちの夢みたユートピア、西欧文化との接触によってひきおこされた驚愕・興奮・誤解が横溢する。百年前の世紀末中国人が構築した世界像をどう読み解くか？美術史、文学史、科学史、宗教史、社会風俗史…あらゆる角度からの可能性を秘めて、今未知の扉が開く。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  第１章　洞窟をくぐり抜けたら世紀末
  第２章　彼方の国と人びとの風景
  第３章　檻のない動物園
  第４章　異形のものたちの行進
  第５章　科学と機械の幻想譜

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