米軍基地と環境問題(幻冬舎ルネッサンス新書) [新書]

米軍基地と環境問題(幻冬舎ルネッサンス新書) [新書] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  ２００９年８月、民主党政権が誕生。米海兵隊普天間飛行場の移設問題と並行し、沖縄の負担軽減策の一つとして、日米地位協定に環境保全条項を入れようとの議論が浮上してきた。本書では、これまで在日米軍基地で生じた環境汚染がどの程度であるか、改善のために地位協定がどう改定され、運用されるべきかについて論じる。軍事が引き起こす環境問題についての論点がわかる良書。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  第１章　日米地位協定と環境問題の現状（日米地位協定
  環境問題はどのように扱われてきたか
  地位協定改定に向けた具体的な動き
  どんな問題が起こってきたか）
  第２章　米国の軍事施設に対する法律の適用（米国国内基地に対する環境法規
  米国域外基地に対する環境法規）
  第３章　ドイツと韓国における地位協定（ボン補足協定
  米韓地位協定）
  第４章　課題と提案（検討すべき課題
  国内法の適用について
  土壌汚染化の主体と費用負担について
  実のある合意へ向けて）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  世一 良幸(ヨイチ ヨシユキ)
  京都大学文学部仏文学科卒、１９８９年環境庁に化学職として入庁、パリ第７大学で環境学の修士、フランス社会科学高等研究学院で社会発展学の修士取得。国連環境計画でＧＥＦ（地球環境ファシリティ）ポートフォリオマネージャー、環境省地球温暖化対策課課長補佐、防衛省地方協力局環境対策室室長等を歴任。２０１０年公務員退職後、現在はフリーの環境ライター

米軍基地と環境問題(幻冬舎ルネッサンス新書) [新書] の商品スペック