千鳥足の弁証法―マシャード文学から読み解くブラジル世界 [単行本]

千鳥足の弁証法―マシャード文学から読み解くブラジル世界 の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  ブラジル最大の文豪といわれるマシャード・ジ・アシスの最高傑作『ブラス・クーバスの死後の回想』の細部を読み解きながら、多面的なブラジル世界を、人・社会・文化という観点から考察する。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  第１章　“Ｘ”と“非・Ｘ”が織りなす物語世界―悪徳も美徳の肥やし
  第２章　ブラス・クーバスによる人生レヴュー―ナラティヴに関する試論として
  第３章　パフォーマンスによる「制度」への問い―劇中劇風の回想録
  第４章　「非・小説」と「非・教育」の実践―ブラス・クーバスによる読書のレッスン
  第５章　物語に託された歴史―「執念」の茶番
  第６章　文体が映し出すブラジルの人・社会・文化―千鳥足の弁証法

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  武田 千香(タケダ チカ)
  東京外国語大学外国語学部ポルトガル・ブラジル語学科卒。同大学外国語学研究科ロマンス系言語専攻（ポルトガル語学）修了。現在、東京外国語大学総合国際学研究院教授。ブラジル文学・文化専攻

千鳥足の弁証法―マシャード文学から読み解くブラジル世界 の商品スペック