環大西洋の想像力―越境するアメリカン・ルネサンス文学 [単行本]
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環大西洋の想像力―越境するアメリカン・ルネサンス文学 [単行本]

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出版社:彩流社
販売開始日: 2013/04/01
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環大西洋の想像力―越境するアメリカン・ルネサンス文学 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    メルヴィル、ホーソーン、ホイットマンなど、アメリカン・ルネサンスの作家たちをトランスナショナルな枠組みで新たに読み直し、その越境性と独自性を照射。黎明期のアメリカにナショナル・アイデンティティをもたらしたものは「分断」ではなく、地理的な境界を脱した、より広い世界との「接続」ではなかったか。
  • 目次

    はじめに

    【特別寄稿】
    ポール・ジャイルズ(田ノ口正悟・渡邉真理子 訳)
    「アメリカ文学を裏返すーー環大西洋の海景と全地球的想像力」

    ==第1 部 大西洋世界の旅と交易==
    ◆西谷拓哉
    「メルヴィルとトランスナショナルな身体
     --『白鯨』、『イスラエル・ポッター』を中心として」
    ◆高野泰志
    「トランスアトランティック・アペタイトーー
    『アーサー・ゴードン・ピムの物語』における食の表象」
    ◆竹内勝徳
    「二つの国家と二つの「富」--エマソンの大西洋経済学」
    ◆城戸光代
    「共和国幻想
     --マーガレット・フラーのヨーロッパ報告」
    ◆飯野友幸
    「ニューオーリンズのホイットマン
     ーー南部との遭遇、詩人への道」   

    ==第2 部 ニューイングランドの変容==
    ◆成田雅彦
    「アメリカン・ルネサンスと二つの埋葬
     ーーエマソン、ポー、「理性」のゆくえ」
    ◆髙尾直知   
    「「新しい霊がはいって住みついた」
     ーーオルコット『ムーズ』とイタリア」
    ◆村田希巳子   
    「産業革命によるホーソーン文学の変容
     ーー運河と鉄道を中心として」
    ◆高橋勤  
    「経済と道徳--綿花をめぐる物語」
    ◆阿部公彦   
    「ホイットマンの音量調節」

    ==第3 部 国家とエスニシティ==
    ◆稲冨百合子
    「『大理石の牧神』における人種問題
     ーーミリアムを中心として」
    ◆大島由起子
    「『クラレル』のニュー・パレスチナと北米先住民」
    ◆小林朋子
    「根なし草(コスモポリタン)の夢想した解放
     ーー経路で読む『ブレイク、あるいはアメリカのあばら家』」
    ◆井上間従文   
    「帝国の「ほつれた縁」、または、生政治の「孤島」たち
     ーーマシーセンとオルソンの『白鯨』論」
    ◆佐久間みかよ  
    「マン島の水夫、「孤島に生まれて」--
     アイルランド移民表象とアメリカン・ルネサンス作家」
  • 出版社からのコメント

    メルヴィル、ホーソーン、ホイットマンなど、アメリカン・ルネサンスの作家たちをトランスナショナルな枠組みで新たに読み直す。
  • 内容紹介

    〈アメリカ文学の誕生〉を読み解く。

    アメリカが〈アメリカ〉になろうとしていた頃、
    アメリカ文学はいかにして〈アメリカ文学〉となったのか--

    アメリカの黎明期に生まれ、いまもアメリカ文学史上に輝くポー、メルヴィル、
    ホーソーン、ソロー、ホイットマンらの作品や表象を、当時の社会情勢、経済、
    思想といったアメリカン・ルネッサンスの文脈に照らして読み解く。
    トランスアトランティックな視点(大西洋両岸を一つの圏ととらえる概念)も導入し、
    文学から社会を読み解き、社会から文学を読み解く。

    気鋭の文学研究者ポール・ジャイルズの講演記録も掲載。

    図書館選書
    ナショナル・アイデンティティをもたらしたのは「分断」ではなく、より広い世界との「接続」ではなかったか。メルヴィル、ホーソーン、ホイットマンなどアメリカン・ルネサンスの作家たちをトランスナショナルな枠組みで読み…
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    竹内 勝徳(タケウチ カツノリ)
    1960年生まれ、鹿児島大学・教授

    高橋 勤(タカハシ ツトム)
    1958年生まれ、九州大学・教授
  • 著者について

    竹内 勝徳 (タケウチ カツノリ)
    1960年生まれ、鹿児島大学・教授。
    主要業績:『クロスボーダーの地域学』(共編著、南方新社、2011年)、
    「"Clap eye on" Captain Pe(g)leg/Ahab--メルヴィルによる『白鯨』の
    原稿修正と反ナショナリズムの衝動」『アメリカ文学研究』第46号(2010年)、
    “Streaming of Musical of Musical (Un)Consciousness:
    Signifyin(g) Process against Definer's Community
     in Toni Morrison's Beloved”『九州アメリカ文学研究』第49号(2008年)。

    高橋 勤 (タカハシ ツトム)
    1958年生まれ、九州大学・教授。
    主要業績:『コンコード・エレミヤーーソローの時代のレトリック』
    (単著、金星堂、2012年)、『〈移動〉のアメリカ文化学』(共著、ミネルヴァ書房、
    2011年)、『「ウォールデン」』(共編著、ミネルヴァ書房、2006年)。

環大西洋の想像力―越境するアメリカン・ルネサンス文学 の商品スペック

商品仕様
出版社名:彩流社
著者名:竹内 勝徳(編)/高橋 勤(編)
発行年月日:2013/03/31
ISBN-10:477911876X
ISBN-13:9784779118760
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国文学その他
言語:日本語
ページ数:382ページ ※367,15P
縦:22cm
横:16cm
厚さ:3cm
重量:580g
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