地蔵の背/埃家 [単行本]

地蔵の背/埃家 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  妻と息子を連れて里帰りをしていた僕は、地域の地蔵盆に出くわした。子どもの頃に必ずお参りしていた地蔵を、息子と一緒に拝んだ。かつて、この地蔵の祠の中には僕の妹がいたのだ。郷愁を誘う、しみじみと怖い一篇（『地蔵の背』）。久しぶりに実家に電話をかけると、お袋の様子がどこかおかしい。親父も普通ではない。何か理解できないことが起こっているのだろうか。気になった俺が、実家で見たモノとは。家族が何者かに侵蝕されてゆく恐怖（『埃家』）。Ｗで読めば、怖さも２倍！？両作家の受賞作と書き下ろしを１冊にＷで収録。『ダ・ヴィンチ』『幽』主催第７回『幽』怪談文学賞短編部門準大賞。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  地蔵の背；雨に狂えば；思母の海；埃家；占幽；侵蝕；第７回『幽』怪談文学賞選評

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  織江 邑(オリエ ユウ)
  １９７９年、大阪府生まれ。「地蔵の背」で第７回『幽』怪談文学賞短編部門準大賞を受賞
  
  剣先 あおり(ケンサキ アオリ)
  １９６６年、兵庫県生まれ。「埃家」で第７回『幽』怪談文学賞短編部門準大賞を受賞

地蔵の背/埃家 [単行本] の商品スペック